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バエサ : ウィキペディア日本語版
バエサ

バエサ()はアンダルシーア州ハエン県の人口15000人ほどの都市である。南をグアダルキビール川、北をその支流のグアダリマル川に挟まれた山地であるバエサ丘陵(Loma de Baeza)の崖に位置している。

バエサの歴史は古代ローマ帝国時代の都市ベアティア(Beatia)にまで遡るが、現在ではスペインの諸都市の中でも、イタリア・ルネサンス様式の建築物が良好な保存状態で多く残る都市として知られている。2003年には、そうした建造物群が、類似の特色を持つ都市ウベダの建造物とともにユネスコ世界遺産に登録された。
== 歴史 ==
中世のバエサはムーア人の都市として栄え、5万人が住んでいたとされるが、1227年にはカスティーリャ王国フェルディナンド3世の手に落ちた。コルドバやウベダの城門、そしてバエサのアーチは、ムーア人の城塞都市の名残である。
16世紀になるとバエサや近隣のウベダは織物生産で豊かになり、地元の貴族たちはアンドレス・デ・バンデルビーラAndrés de Vandelvira)のような優れた建築家を雇い入れ、当時流行だったイタリア様式の宮殿聖堂、広場などを設計させた。17世紀になると経済は失速したが、これによって新しい建造物群がほとんど建てられることはなかったため、16世紀の建造物群の保存という点に限れば幸いであったともいえる。バエサは明るさ、配列、調和などに関する卓抜な感覚を備えた都市で、スペイン的というよりもイタリア的な様相を呈している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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