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バガス bagasse =========================== バガス
バガス(''Bagasse'')はサトウキビ搾汁後の残渣。年間約12億トン生産されるサトウキビからは約1億トン(乾燥重量換算)のバガスが発生する〔地球と未来の環境基金-『バイオマス資源としてのさとうきびバガス』 〕。主に紙の原料やボイラー燃料、建築資材、家畜飼料などに用いられる。 == 概要 ==
サトウキビを搾汁した場合、全体の約25%がバガスとして得られる。水分約45%。洗浄後の乾燥質量の内訳は、セルロースがおよそ半分であり、残りの大半はペントザン(ペントースの重合体であるヘミセルロース)とリグニンが占め、ペントザンの方がリグニンよりやや多い〔"セルロース40-60%、ペントザン20-30%、リグニン15-20%、灰分1-3%"(柏木豊 『バガスからの機能性食物繊維の生産技術』 農業および園芸 Vol.82 No.4 pp.509-514 2007年4月)〕。少量の灰分と蝋を含む。製糖工場などにおいてはこのバガスを圧搾機の燃料として搾汁作業を行ったり〔URUMAX-沖縄大百科『バガス』 〕、関連加工工場を併設し、コスト削減を行う場合がある。また、環境問題の面から見ても注目されている資源でもある〔国立環境研究所:『国内環境ニュース-2008/10/21』 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バガス」の詳細全文を読む
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