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バクスター法 : ミニ英和和英辞書
バクスター法[ほう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ほう]
  1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) 

バクスター法 ( リダイレクト:バクスターの公式 ) : ウィキペディア日本語版
バクスターの公式[ほう]

バクスターの公式(Baxter formula)とは、熱傷受傷後24時間で投与する総輸液量の計算方法である〔イヤーノート 2015: 内科・外科編 L45 メディック・メディア ISBN 978-4896325102〕〔クエスチョン・バンク 医師国家試験問題解説2016 vol.3 K-N L134 2015年3月10日発売 メディックメディア社 ISBN 978-4896325607〕。パークランドの公式(Parkland formula)とも呼ばれる。名前はの医師であったに由来する。
== 概要 ==
バクスターの公式は、
Baxter法=乳酸加リンゲル4ml×熱傷面積(%)×体重(kg)で求められる〔〔。
熱傷面積はⅡ度%+Ⅲ度%で計算し、Ⅰ度熱傷は面積に含めない〔クエスチョン・バンク 医師国家試験問題解説2016 vol.7 必修問題 Z-2 P240 2015年7月9日発売 メディックメディア社 ISBN 978-4896325898〕。重症度の判定に用いるBurn Index=Ⅱ度%×1/2+Ⅲ度%との混同に注意が必要〔。
計算で求められた総輸液量を、最初の8時間で半量を投与し、次の16時間で残り半量を投与する〔。
例えば、熱傷面積20%、体重50kgの人であれば、4×20×50=4000mlとなる。これを始めの8時間で2000ml輸液し、次の16時間で2000ml輸液するという事になる。
受傷後8時間は毛細血管透過性亢進と血管内水分喪失が著明となるため輸液量は多くなる〔。
ただ、バクスターの公式は目安であり、他の外傷の併存、電撃症、気道熱傷、アルコール依存、重傷深部熱傷、幼児などでは更なる輸液負荷が必要になることが多い〔。また、尿量、電解質、新機能に問題があれば、肺動脈楔入圧をモニタリングしながら輸液を行い、成人では尿量50ml~100ml=0.5ml~1ml/kg以上を保つように行う〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バクスターの公式」の詳細全文を読む




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