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バグナード : ミニ英和和英辞書
バグナード[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

バグナード : ウィキペディア日本語版
バグナード[ちょうおん]

バグナード(新王国暦400年代-〔現状で死亡しているとすべきか否か不明なため、存命の扱いとした。〕 )は、水野良小説ロードス島戦記』『新ロードス島戦記』などに登場する魔術師で、架空の人物。マーモ帝国の宮廷魔術師であり「黒の導師」との異名で呼ばれた。
グループSNEのメンバーからは「バグやん」の愛称で呼ばれる。
== 経歴 ==
アラニア王国の賢者の学院にて将来を嘱望された天才魔術師。既に老境に達していた学院長ラルカスの直弟子となる栄誉に浴した若手の魔術師であったが、禁忌とされる暗黒魔法に手を染めたため師であるラルカスによって「ギアス(強制)」の魔法をかけられ、魔術の行使を封じられた上で学院を追放される。
しかし強靭な精神力で魔法がもたらす苦痛に耐え、追放以後も魔術を捨てることなく力を蓄えた。この間、暗黒の島マーモに渡り暗黒皇帝ベルドに仕え、マーモ帝国の宮廷魔術師となる。マーモにおいては黒翼の邪竜ナースを呪いの束縛から解放し、マーモの同盟者とするなどの功績を立てている。
ラルカス師亡き後の新王国暦509年にアランに戻り、賢者の学院の導師・高位魔術師を次々と殺害すると共に、学院より数々の書籍や魔法の品物を強奪、更にこれに放火して「賢者の学院」そのものを崩壊させて復讐を果たす。
英雄戦争においてベルドが斃れると、マーモを治める評議会の一員となり帝国の運営に参加しながらも独自の行動を取り始める。黒衣の将軍アシュラムがロードス全土をマーモの支配下に置くべく行った「太守の秘宝」と呼ばれる一連の魔法の品物の探索を利用し、アシュラムの探索が失敗したのを口実に彼を評議会の構成員の座から失脚させた。戦乱が一時落ち着いている間も自らの目的の為に暗躍を続け、ヴァリスやフレイムに渡った太守の秘宝「魂の水晶球」「生命の杖」の二つの秘宝を入手したのを皮切りにマーファの聖女ニースを付け狙うようになる。この時期には既に老境に入り精神力も衰えを自覚していたが、時間稼ぎの為にアシュラムの復帰の支援を行いカーラとすら同盟関係のようなものを築いた。邪神戦争においてをニースを生贄に邪神カーディスを召喚して不死の王(ノーライフキング)となる契約を交わした。契約後に玉座の間でスパーク達と対峙し、ギャラックに死の雲の魔法をかけて死に至らしめるがその隙を突かれてスパークに討たれた。しかしこれは不死の王になる為の最後の儀式である死ぬという手順に(本人によると)連合国からの追跡をかわす為に死んだという事実を周囲に示す為のであったようだ。
 死ぬ事で強制の呪縛から解放され、不死の王(アンデッド)として永遠の生を手に入れるとマーモ島のどこかにある館に移り住み魔法の研究に没頭する生活を送っている。世俗には無関心ではあるがマーモ公国と新生マーモ帝国の抗争の際に弟子のヴェイルの求めに「自分を楽しませる」という条件を付けて魔法の品を貸与するかたちで関与し、新生マーモ帝国の敗北をもって世俗への干渉は終わった。私生活では週に一度の血液の摂取の際に僅かに残った味覚の慰めに普通の料理を共に摂り、また芸術鑑賞の一環として踊り子を招いてその舞いを鑑賞したりもした。隠棲後の人間関係としてはヴェイルの妹を吸血鬼化させたうえで妻とし、同じくヴェイルを吸血鬼化させて給仕として仕えさせている。ヴェイルの妹に関しては自らが生贄であると気付くと他の生贄の乙女達を励まし、むしろ進んで自分を滅ぼそうと行動した気丈さと気の強さを気に入って、ヴェイルに関してもその才を惜しんでの吸血鬼化であったようだ。ヴェイルの給仕としての手腕(生贄の乙女の血を一滴も零さずグラスに移す等)には概ね満足しているようである。魔法に関する興味が根底にあるからかヴェイルが終末の世界に飛ばされたスパークを救出する為に嘆願すると彼を通じてスレインに強制帰還の魔法を伝え、ヴェイルに進行状況を質問し異世界に効力が及ばないのか術者が未熟なだけなのかと思案している。これは結果としてスパークとニースの救出に役立ち後の歴史に影響を及ぼす事となった。
ラルカスがバグナードにかけた「ギアス」の魔法は強力なもので、バグナードほどの大魔術師や高位のファラリス神官でさえ破ることは出来なかった。しかし、ラルカスがかけた「ギアス」は「彼が生きている間、魔法を使おうとしたときに、耐え難い激痛を体に走らせる」というものであったため、アンデッドという死者になった彼はもはや魔法詠唱時に激痛に襲われることが無くなったのである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バグナード」の詳細全文を読む




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