翻訳と辞書
Words near each other
・ バサロ泳法
・ バサン
・ バサヴァカリヤーン
・ バサー
・ バサースト
・ バサースト (ニューサウスウェールズ州)
・ バサースト (ニューブランズウィック州)
・ バサースト (掃海艇)
・ バサースト島
・ バサースト島 (カナダ)
バサースト湾
・ バサード・ラムジェット
・ バサ語
・ バザァル金沢文庫
・ バザス
・ バザリア法
・ バザルッツォ
・ バザルデュジ山
・ バザルト
・ バザルー


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

バサースト湾 : ミニ英和和英辞書
バサースト湾[ばさーすとわん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [わん]
  1. (n,n-suf) bay 2. gulf 3. inlet 

バサースト湾 : ウィキペディア日本語版
バサースト湾[ばさーすとわん]

バサースト湾(''Bathurst Harbour'')は、オーストラリアタスマニア島南西部に位置する。漣ひとつない穏やかな海である。
サウスウエスト国立公園(Southwest National Park)内に位置し、水面が赤く見えるのが大きな特徴である。水が赤いため、が減衰する(赤色は青い光も吸収する為、光が届かず暗くなる)。水深5mが通常の海の水深200-500mに相当する暗さとなり、水深8mで光が届かない安定した環境は、深海にそっくりなことで有名である。そのため深海魚テヅルモヅルなど深海の動物が多く存在するほか、原始的なサンゴが多く発見されているため、太古より残された海として知られている。
その理由は、バサースト湾に流れ込むの水が赤いからである。川の周囲には湿原があり、そこにはタスマニア島内に多く群生しているイネ科ボタングラス(buttongrass)が生えている。この植物の茎や葉にはタンニンが多く含まれているが、付近一帯は低温のために植物が枯れても分解が進まない。タンニンは空気に触れると赤くなる性質があり、植物からしみ出したタンニンが雨の影響で土壌から川へと流れ出し、水中の酸素と反応して赤い色を現出する。その川がこの湾へと流れることによって、水が赤く染まるのである。川から流れ込む赤い水は軽い為、海水の上に層を作り、また、湾の入り口が幅500メートル程度と狭いこと、外海につながる部分に島があることなどから大きな波が湾内にまで入らないことも水が赤い要因である。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バサースト湾」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.