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バシキール人(バシュキール人)は、主としてロシア連邦のバシコルトスタン共和国に居住するテュルク系民族。自称はバシコルト(バシュクルト)。1989年のデータで、ソ連領内に144万9千人が居住していた。 人種は、モンゴロイドをベースとするもコーカソイドの血もかなり混じっている。言語は、テュルク諸語の北西語群(キプチャク語群)に属するバシキール語。主要宗教は、イスラム教スンニー派。 ==名称== ミハイル・アルタモノフは、バシキール人はもともとスキタイの一部族「Bušxk'」であり、紀元前1000年紀にテュルク族の西進に際してテュルク語に言語交替したものと推測した〔Peter B. Golden, Haggai Ben-Shammai & András Róna-Tas, The World of the Khazars: New Perspectives, Leiden/Boston, Brill, 2007, pp. 422. 〕。いっぽうバシュキールの名は10世紀のアラブ資料に現れ、「マジャガル」という表記もみられる(イブン・ルステ)ことから、ソ連のS.トカレフ(1958年)は西遷しなかったマジャル人がマジャル→マジャガル→バジャガル→バシュクルトと名称を変えていったと考えた〔護・岡田1990,p266〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バシキール人」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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