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バシビウス : ウィキペディア日本語版
バシビウス

バシビウス (Bathybius)またはバチビウスとは、イギリス科学者トマス・ヘンリー・ハクスリーが、大西洋の3700mの深海から採取したというアメーバに似た架空の原始生物。
1857年、ハクスリーは海底の泥から原始生物を発見し、これこそ生命の原始的な姿であると唱え、「バシビウス・ヘッケリ」 (''Bathybius haeckelii'') という学名まで与えた。しかし、その後の調査により、これはただの化学変化で生じた物質であることが判明し、ハクスリーも自らの過ちを認め、この説を撤回した。海洋生物史上有名な話である。
== 性質 ==
ハクスリーのバシビウス観察は次のようなものである。「ドレッジャーでとった泥の上には、ねばねばしたものが、たくさんついていた。この泥を弱いアルコールを含んでいるぶどう酒に混ぜて振ってみると、のような小さい塊が、凝固し分離してきた。この塊の一部分をとり、一滴の海水中に入れて、顕微鏡でしばらくのぞいていると、卵白に似た不規則の網状の形が現れてきた。やがてこれははっきりした輪郭をもち、周囲の水とは明瞭に区別できるようになった。これこそ生命の原始的な形であることは、もはや疑うことはない。」

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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