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バジリスクまたはバシリスク(, , )は、ヨーロッパの想像上の生物である。名称はギリシア語で「小さな王」を意味し〔『世界幻想動物百科』 24ページ〕〔『世界の怪物・神獣事典』 323ページ〕、 (basileus) に由来する。ヘビの王〔〔『図説ヨーロッパ怪物文化誌事典』 178ページ〕(爬虫類の王〔とも)であり、見ただけで死をもたらす力を持っていると思われていた〔〔。 == 古代の伝承 == 姿はヤマカガシに似ており、頭部に冠状のトサカが隆起している。身体を半分持ち上げて進むと言われ〔、それが音を立てると周囲のヘビが逃げていく〔。この特徴から、後世には、インドに生息するコブラからこの生物を想像したのではないかとも考えられている〔〔。リビアや中東にある砂漠地帯は、そこを住処とするバジリスクの力で砂漠となったと言い伝えられた〔。 古代ローマの学者大プリニウス(22 / 23 - 79)が書いた『博物誌』(77年)第8巻第33(21)章第78 - 79節及び29巻19章66節の記述をまとめると以下のようになる。バジリスクはクレタ・キュレナイカ州産の小型〔(体長は12ディジット〔=24cm〔〔以下)のヘビ〔(トカゲ〔とも)であり、。頭には冠のような白い斑点がある。その毒は非常に強力で、匂いにより他のヘビを殺し、息に含まれた毒は石を砕く〔〔。また、人間にとってはバジリスクに睨まれただけで致命的である、とその邪視についても言及がある〔〔。しかしイタチが一種の天敵であるとも言われている〔〔〔『世界の怪物・神獣事典』 324ページ〕。〔その血がマギ僧に珍重されたとの伝承もある。〕 『エレミヤ書』や『詩篇』では、バジリスクは救世主によって倒される悪魔の象徴と言われている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バジリスク」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Basilisk 」があります。 スポンサード リンク
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