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『戦場でワルツを』(せんじょうでワルツを、、)は、2008年に製作されたアリ・フォルマン監督・脚本によるイスラエルのアニメーション映画。1982年のレバノン内戦に関する記憶を探るフォルマン自身を描いたドキュメンタリー映画〔Drawing a war dance . ''ハーレツ'' 2009年11月10日閲覧。〕〔〔。 この映画と、同じく2008年に公開された『$9.99』とは1962年に公開されたヨラム・グロス、アリナ・グロス『Ba'al Hahalomot』以来のイスラエルの長編アニメーション映画だった。 2008年の第61回カンヌ国際映画祭のコンペティションで初上映され、以後第66回ゴールデングローブ賞の外国語映画賞受賞、セザール賞の外国語映画賞受賞、ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム賞の外国語映画賞受賞、第81回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、放送映画批評家協会賞の外国語映画賞受賞など様々な映画祭の賞にノミネート・受賞し、批評家からの高評価を得ている。 日本では2008年11月に開催された第9回東京フィルメックスで、原題を直訳した『バシールとワルツを』の題名で上映されたのち、2009年11月に劇場公開された。 この映画の原題は、フォルマンの従軍時の上官であったシュミュエル・フレンケル(インタビューにも登場する)が砲火の飛び交うベイルートの路上でバシール・ジェマイエル (Bachir Gemayel) のポスターが見下ろす中(ショパンの『ワルツ第7番 嬰ハ短調 作品64-2』にあわせて)軽機関銃を乱射しながら「気の触れたワルツを踊る」シーンから来ている。 ==あらすじ== 1982年、アリ・フォルマンは19歳のイスラエル国防軍の歩兵だった。2006年に彼は兵役時代の友人と再会し、レバノン内戦での経験と関連した悪夢について聞かされ、フォルマンは自分自身がその頃の記憶を失ってしまっていることに気付く。 フォルマンは、しばらくしてサブラ・シャティーラの虐殺の夜の幻覚を経験するが、自分が実際に何をしていたのかを思い出すことはできなかった。幻想の中では、フォルマンや仲間の兵隊たちは、ベイルートの海辺で照明弾が打ち上げられていく夜空の下、海水浴をしていた。 フォルマンは友人の心理学者を訪ね、何が起きたのかを知り記憶を取り戻すために、同じ時期にベイルートにいた他の人々と話をするよう勧められる。フォルマンは、兵役時代の別の仲間や、当時レバノンにいたジャーナリストのロン・ベンイシャイ (Ron Ben-Yishai) との対話を重ね、自分の記憶に迫っていく。 映画の最後にフォルマンは虐殺の夜の記憶を取り戻し、画面がアニメーションからサブラ・シャティーラの虐殺を伝える実際のニュース映像に移り変わって映画は終わる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「戦場でワルツを」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Waltz with Bashir 」があります。 スポンサード リンク
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