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歴史的な領域としてのバスク地方(バスク語:)は、バスク人とバスク語の歴史的な故国を指す概念である。ピレネー山脈の両麓に位置してビスケー湾に面し、フランスとスペインの両国にまたがっている。 スペイン側にはバスク州の3県とナバーラ州の計4領域があり、フランス側にはフランス領バスクの3領域がある。バスク・ナショナリズム運動の中で「サスピアク・バット」(7つは1つ)というスローガンが掲げられ、7領域からなるバスク地方の地理的範囲が示された〔萩尾ほか(2012)、pp.24-28〕。バスク地方全体の旗としてイクリニャ(バスク国旗)が、バスク地方のシンボルとしてラウブル(バスク十字)がある〔萩尾ほか(2012)、pp.274-275〕。 == 地域区分 == 歴史的なバスク地方は、南バスクまたはスペイン・バスクと呼ばれるスペイン領土の4地域、北バスクまたはフランス領バスクと呼ばれるフランス領土の3地域の計7領域からなる〔渡部(2004)、pp.22-23〕。バスク地方全体の面積は20,947 km2であり、2005年から2011年の調査に基づいた人口は約308万人、人口密度は約149人/km2であり〔萩尾ほか(2012)、p.25〕、スペイン全体やフランス全体の人口密度と同程度である。バスク州に約210万人(約70%)、ナバーラ州に約60万人(約20%)、フランス領バスクに約30万人(約10%)が住む。人口の偏りは激しく、人口の1/3がビルバオ都市圏に居住しており、ビスカヤ県の人口密度は約500人/km2に達するのに対して、バス=ナヴァールやスールの人口密度は約20人/km2でしかない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バスク地方」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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