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バセンジー[ちょうおん]
バセンジー(英:Basenji)とは、コンゴ共和国原産の狩猟用犬種である。バセンジと表記されることもある。同国原産の別の民族が作り出したニャム・ニャムという犬種の親戚種である。
== 歴史 == 生い立った年代ははっきりと分かっていないが、紀元前以前から存在している古代犬種であることは間違いないとされている。エジプト原産のチズムというサイトハウンドと土着の犬などとの交配によって作出された。バセンジーはパックでの狩猟に使われ、サイトハント(視覚猟)とセントハント(嗅覚猟)を同時に行える優れた性質を持っていたため、非常に重宝されていて大切に飼育されていた。 1868年、中央アフリカに旅をして動物の研究をしていた、シュバインフルト博士はバセンジーのように見える犬関して書いている。これが現代人とバセンジーの出会いである。優れた容姿と能力が外部の人の目にも留まり、イギリスに数頭が輸出された。しかし、1回目の輸出は犬ジステンパーで全滅して失敗。2回目の輸出は繁殖に成功したものの、1回目と同じ病気によって、雄1頭を残して全て死んでしまった。3回目にようやく輸入が成功し、イギリスでブリーディングが行われた。ドッグショーでも人気を博し、それによってコンゴとイギリス以外にもこの犬種が知られるようになった。その後更なるブリーディングが行われ、他国に輸出された。吠えないので集合住宅でも飼育でき、世界的に安定した人気を保っている。日本でもやや人気のある犬種で、毎年国内登録頭数順位が高く、2009年の国内登録頭数順位も136位中49位と高順位であった。日本国内での入手も可能で、およそ12~25万円程の値段で取引されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バセンジー」の詳細全文を読む
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