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バタム島 : ウィキペディア日本語版
バタム島[ばたむとう]

バタム島 (Batam) は、インドネシアリアウ諸島州に属し、シンガポールの南側に位置する島である。
==概要==
シンガポールの南海岸から約20キロメートルのリアウ諸島内に位置しており、自由貿易地域に指定されている。バタム島の人口は110万人を超えており〔http://www.nikkan.co.jp/adv/gyoukai/2014/141121b.html〕、その大部分がマレー人 (85%) と中国人 (14%) であるが、少数の土着のオランラウト族 (Orang Laut) も島中に住んでいる。
1971年、バタム工業開発庁(BIDA)がインドネシア大統領直属の機関として設立され、シンガポール政府との協調体制の下、開発が始まった〔http://www.nikkan.co.jp/adv/gyoukai/2014/141121b.html〕。
1970年代にバタム島は、主要な港と工業地帯の森林による地勢的に大きな変化を受けた。シンガポールから近く直接より安い労働力が提供できる場所を見つけたため、いくつかのシンガポール企業がバタム島に工場を設立した。
島の公用語はインドネシア語だが、大きな中国人人口のため、潮州語北京官話のような中国語は特にビジネスで広く話される。工業地帯を除き、島にはいくつかのリゾートや観光地がある。
島の中心都市はナゴヤで、第二次世界大戦中、日本軍が島に進駐してきた際に付けられた名前であろうといわれている。
一方で、ナゴヤは1970年代に日本の大手建設会社が関わってつくられた街で、その建設会社のシンガポール支店長が名付けたという説もある〔松永安浩『ナゴヤの研究 インドネシアにナゴヤという町があった!行った!調べてみた!』Amazon Kindle、2013年〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バタム島」の詳細全文を読む




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