|
大隊(だいたい)は、陸軍編制上の戦術単位の一つ。連隊の下位で、中隊の上位。通常は、単一の兵科によって編成する。隊長は中佐か少佐。2から6個程度の中隊から編成される。英語では「バタリオン」()と呼称する。〔ただし、第1騎兵師団などの騎兵部隊では「スコードロン」()と呼ぶ(「騎兵大隊」と訳されることもある)。〕 大隊は独立した活動を行うことができる最も小さな戦術単位であるが、通常は師団・旅団・連隊の一部である(大日本帝国陸軍では大隊以上を「部隊」と呼び、中隊以下を「隊」と呼ぶ) 一般に、連隊の隷下に入らずに直接上級部隊の指揮を受ける大隊を独立大隊という。独立大隊の例としては、旧陸軍の独立歩兵大隊などや、日本が初めて国連平和維持活動としてカンボジアに派遣したカンボジア派遣施設大隊(約600名)、ドイツ陸軍および武装親衛隊の独立重戦車大隊などがある。 == 各国の大隊 == 第二次世界大戦のころの各国の歩兵大隊は3個歩兵中隊と支援火器を装備する1個火器中隊を本部小隊が指揮する形が一般的だった。 一般的には1個大隊あたり12丁程度の機関銃を保有しており、軽火砲や迫撃砲などを装備していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大隊」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pataljon 」があります。 スポンサード リンク
|