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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ バックス : [ばっくす] 【名詞】 1. (1) backs 2. (2) VAX 3. (P), (n) (1) backs/(2) VAX ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
バックスペースキー()とは、タイプライター、ワードプロセッサー、コンピュータなどで使用されているキーボードのキーの一つ。通常は「BackSpace」、「BS」、「後退」、左向き矢印などが刻印されている。BSキー、後退キーとも言う。 「バックスペース」は本来は、タイプライターでキャリッジを1文字前分後退するためのキーであった。現代のコンピュータでは、ディスプレイ上のカーソルを1文字前分後退して、そこにあった文字を削除し、その位置以降のテキストを前にずらす働きをする〔ここで言う「後退する」とは、左から右に書かれる言語では「左へ移動する」という意味である。〕。 ==タイプライター== いくつかのタイプライターでは、例えば「á」(アクセント符号付きの小文字のA)をタイプしたい場合、まず「a」をタイプしてから、バックスペースで後退し、そしてアクセント符号をしていた〔多くのタイプライターでは、そもそもアクセント符号を打つことができなかったので、この用途ではバックスペースは必要なかったが、"o"と"/"を重ね打ちするような場合に使用された。〕。コンピュータ用の文字セットであるASCIIなどの「^」(キャレット、曲折アクセント記号)でも同様である。また、バックスペースで後退してから先の文字をまたタイプすることで強調する用法にも使われた。紙なので当然であるが、タイプライターにおけるバックスペースは後退するだけで、文字は削除されなかった。 バックスペースによる重ね打ちは、現代のデジタルディスプレイや組版システムでは、もはや使用されない〔デジタルディスプレイや組版システムでバックスペースによる重ね打ちが使用できるようにすることは、技術者がそうしようと思えばできなくはない。現代の大部分のコンピュータディスプレイや組版システムは、文字ベースではなくラスター・グラフィックス・ベースなので、固定幅フォントならば実際にバックスペースによる重ね打ちを実装するのは簡単である。しかし、文字ごとに字幅の異なるプロポーショナルフォントでは重ね打ちを実装するのが困難であり、その困難を克服してまで重ね打ちを実装するほどの動機は、デジタル・コンピュータ・システムに存在しない。〕。現在のディスプレイやタイプライターでは、このような物理的な重ね打ちは使われずに、多数のフォントと事前に組み合わされた文字が使われる。Unicodeではの仕組みがあるが、事前に組み合わされた文字も引き続き使用されている。TeXやMicrosoft Windowsなどのソフトウェアでは、アクセントを最初に配置し、そして基本となる文字を配置する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バックスペースキー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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