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バティニョール240mm重迫撃砲、もしくはMortier de 240mmとは第一次世界大戦で用いられた大口径迫撃砲である。原型の設計はフランスのパリに所在したバティニョール社で行われ、1915年に公開された。 == 就役 == この兵器は輸送にあたり解体される。砲身と砲床、砲架、また弾薬の輸送用として4台の車輌が必要とされた。実戦においては地面を掘削して重い木製砲座が設けられ、この上に迫撃砲の砲床が固定式に設置された。迫撃砲の砲架は砲床上に組まれ、ある程度左右に旋回可能であった。迫撃砲の砲身および閉鎖器は砲架上に組み立てられており、仰角を与えることができた。 これらの砲は「塹壕戦」に第一次世界大戦時の西部戦線に投入され、その目的は敵の強固な陣地、バンカー、また同程度に堅固な目標の破壊にあった。こうした防御物はより軽量な迫撃砲や野砲を無力化したためである。アメリカ合衆国陸軍の説明書では以下のように記述している。「投入は主として強固に防御された目標への砲撃に適する。居住用の建築物、遮蔽されたシェルター、指揮所、地下壕への入り口など。また塹壕化された区域や突出部、これと類似する部分の破壊に適する。〔"Handbook of the 9.45-inch trench mortar matériel" United States Ordnance Department. December 1917. page 9 〕」戦争後半に入るとこの兵器の効力は減少した。ドイツ軍の戦術が前線を柔軟に維持するよう変更され、砲撃可能な目標も減ったためである。また1918年中期には機動戦が再開され、こうした砲は余剰なものとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バティニョール240mm重迫撃砲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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