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バトケン州[ばとけんしゅう]
バトケン州 (、) はキルギスの州の一つである。州都はバトケン。東はオシ州、南、西、北はそれぞれタジキスタンに囲まれており、北東部にはウズベキスタンのフェルガナ州がある。州北部には農業の盛んなフェルガナ盆地が広がる。南部はから東に、トルキスタン山地により西に分け隔てられている。 ==概要== 2009年の人口統計によると、バトケン州の現在人口は380,256人である。この内、24.2%がバトケン州の4つの市と5つの町に住んでおり、残りの75.8%が地方の村に住んでいる。州に住む人々の大部分 (76.5%) はキルギス人である。州にはキルギス人のほか、ウズベク人 (14.7%) やタジク人 (6.9%)、ロシア人 (0.8%)、タタール人 (0.4%)、トルコ人 (0.2%)などが住んでいる。 バトケン州はオシ州の西部地域から分離する形で1999年10月12日に制定された〔Баткенская область 〕。これは一部にはタジキスタンを拠点として活動しているウズベキスタンイスラム運動 (IMU) の活動に対する反応であるともされる。1999年、ウズベキスタンイスラム運動は日本の地質学者を誘拐、2000年にはアメリカ合衆国の登山家数名を拉致した。2年間で49人のキルギス人兵士が殺された。これ以降、2006年5月にドラッグに関連したタジキスタンとの国境での交戦を除けば類似した事件は起こっていない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バトケン州」の詳細全文を読む
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