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バトナ : ウィキペディア日本語版
バトナ

バトナ(、ベルベル語:ⵜⴱⴰⵜⴻⵏⵜ, ''Tbatent'')は、アルジェリア都市バトナ県の県都に定められている。2008年当時の人口は290,645人であり、アルジェリアの都市では5番目に人口が多い。が多く住む都市のひとつで、オーレス山脈の中心都市でもある。アルジェリアの首都アルジェの南東315kmに位置し、町の西には空港が置かれている〔『コンサイス外国地名事典』第3版、735頁〕。
大通りを中心に計画的に建設された市街地が広がり、町の東には軍事基地が置かれている〔飯山「バトナ」『世界地名大事典』3、757頁〕。
== 歴史 ==
アトラス山脈サハラ砂漠を結ぶカンタラ街道の防衛のためと周辺の山地の警備のため、1844年にフランスによって設置された軍事基地がバトナの起源である〔。1848年に基地はラスル・アイウーン山の東に移転し、翌1849年にバトナと改称された〔。
2007年9月6日にバトナでアルカーイダによる大規模な自爆テロが起きる。3日間にわたってアルジェリア東部を視察していた当時のアルジェリア大統領アブデルアジズ・ブーテフリカが最後の日にバトナを訪れる機会を狙い、〔''Many dead in Algeria suicide attack'' Al Jazeera retrieved September 10, 2007〕、大統領一行の見物に集まった群衆の中で自爆テロは決行された〔''Suicide Bombing Kills 15 in Algeria'' VOA News retrieved September 10, 2007〕。テロはブーテフリカが町に到着する直前に行われ、15人から20人の死者〔''Suicide Bombing In Algeria Kills 15'' AHN News retrieved September 10, 2007〕〔〔''16 killed in Algeria bombing attack'' Excite News retrieved September 10, 2007〕、107人の負傷者〔''Suicide bomb kills 20 in Algeria'' BBC News retrieved September 10, 2007〕が出た。国際連合安全保障理事会は、このアルカーイダによるテロ行為を強く非難した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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