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バトルアクス作戦(バトルアクスさくせん、)は、第二次世界大戦中の1941年6月15日から17日にかけて行われた、イギリス軍の作戦。北アフリカ戦線において、枢軸国軍に包囲されたトブルクを解囲するために行われた攻勢。ドイツ軍の反撃により、作戦は失敗した。 == 概要 == イタリア領リビアにあるトブルクは、イギリス軍が占領し、イギリスの要塞となっていた〔山崎 (2009)、p.228〕〔『北アフリカ戦線』(2009)、pp.41-43〕。エルヴィン・ロンメルの指揮する枢軸軍は、1941年4月からトブルクを包囲していた〔。イギリス軍は1941年5月にブレヴィティ作戦を実施し、トブルクの解囲を目指したものの、ドイツ軍に撃退されていた〔『北アフリカ戦線』(2009)、pp.24-25〕。 イギリス第13軍団(第4インド師団・第7機甲師団)はブレヴィティ作戦後にマチルダII歩兵戦車135輌など戦車を合計238輌受領し〔山崎 (2009)、p.238〕、これもって解囲作戦を再興することとした〔『北アフリカ戦線』(2009)、p.25〕。作戦は6月15日より開始された〔。第4インド師団隷下の2個旅団が海岸沿いのハルファヤ峠を攻撃し、第7機甲師団隷下の3個旅団が内陸側からカプッツォ砦を攻撃した〔山崎 (2009)、pp.240-242〕。 ハルファヤ峠においては、ドイツ軍の守備隊が88mm高射砲で応戦し、イギリス軍戦車に大打撃を与えたために陥落しなかった〔山崎 (2009)、p. 242〕。また、第7機甲師団はある程度、前進に成功したものの、ドイツ軍第15装甲師団の反撃により進撃が停止した〔〔『北アフリカ戦線』(2009)、pp.46-47〕。その後、ドイツ軍第5軽師団が迂回包囲のための進撃を開始すると、包囲されることを恐れたイギリス軍は撤退し、作戦は終了した〔。 この後のトブルク解囲作戦は、1941年11月のクルセーダー作戦まで行われなかった〔『北アフリカ戦線』(2009)、p.48〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バトルアクス作戦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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