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バハムート・ラグーン : ミニ英和和英辞書
バハムート・ラグーン[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

バハムート・ラグーン ( リダイレクト:バハムートラグーン ) : ウィキペディア日本語版
バハムートラグーン[ちょうおん]

バハムートラグーン』は、1996年2月9日スクウェア(現・スクウェア・エニックス)から発売されたスーパーファミコン用のコンピューターゲーム。ジャンルはシミュレーションRPG。販売本数約53万本。略称は「バハラグ」など。
空に浮かぶ世界・オレルスを舞台とし、戦竜隊の隊長ビュウが仲間と共に「神竜の伝説」の謎に巻き込まれながらグランベロス帝国と戦っていく物語。その中で、主人公のビュウとヒロインであるヨヨの関係や、登場するキャラクターの個性、人間関係の変化などが要所ごとに描かれている。
ユニットとドラゴンを組ませる戦闘や、ドラゴンに餌をあげて成長させていくシステムが特徴的である。
2009年9月29日には、Wiiバーチャルコンソールにて配信された(800Wiiポイント)。また、2014年2月5日にはWii Uのバーチャルコンソールにて配信された。(800円)。
==システム==

===基本===
各チャプターごとに「自由行動(イベントや準備)⇒出撃(敵軍との交戦)」という流れになっている。チャプターによっては、敵との交戦が終わった後に自由行動のパートに続く場合もある。
*自由行動時には仲間達と話をしたり、アイテムを拾ったり、買い物をすることが可能。本作で重要になる「ドラゴン」の強化もこの時に行う。
*出撃前には、パーティ編成・装備換装・攻略マップの確認などが可能。
 *本作の特徴として、シミュレーションRPGでありながら、一般的なRPGのようにユニット内でパーティを組むシステムになっている。基本的に数名のパーティで1ユニットを構成し、メンバーが全滅するとユニットが消滅して次の出撃まで復帰できなくなる。
 *パーティは1ユニット4名であり、3名以下にすることはできない(敵軍は1ユニットあたり1-4名)。人間ユニットは現在仲間にいるドラゴンの数と同じ(最大6つ、敵の場合は無制限)であり、メンバーが増えて余った場合は出撃しない者を選ぶ必要がある。味方のみ必ずドラゴンを1体ユニットに組み込むため、ドラゴンが少ないうちはユニットの数も少なくなる。
 *パーティ編成はChapter2より可能。ただし主人公ビュウは第1パーティの先頭のみの配置となる。組み合わせるドラゴンを変更することも可能。
 *装備は1名につき武器1つ・防具1つ。
 *アイテムは、装備品・消耗品ともに1種類99個まで所持可能で、持てる種類に制限はなく、全ユニット共用となる。消耗品には攻撃用・回復用などがある。
*出撃すると勝利条件(敵パーティの全滅、もしくはボスの撃破)が提示され、ボスの撃破が条件の場合は「BOSS」表記のある敵キャラクターのHPを0にすることで勝利(ユニット自体が残っていても終了)、経験値が生き残った全員に与えられる。敗北条件は主人公ユニットの全滅だが、敗北してもそのチャプターの最初からやり直せる上、上がったレベルや獲得したアイテムも失われない(別の側面から見ると、使用したアイテムは減ったままになる)。また、出撃中は通常のセーブファイルとは別に「テンポラリーセーブ」という領域に1か所だけセーブが可能で、上書きしない限りはロードしても失われることはない。
 *それぞれのユニットは、スクエア形式のマップを移動して進軍する。移動方向は縦・横にそれぞれ1マス単位で、兵種(クラス)・地形によって一度に移動可能な距離が異なる。敵ユニットを突っ切って移動することはできない。移動後(あるいはその場にて)、直接戦闘と間接攻撃の2種類のどちらかが可能(クラスによっては間接攻撃ができない)。
  *直接戦闘は敵ユニットと隣接している場合のみとなり、指定した敵ユニットとバトルを行う。倒せば獲得できる金が多い半面、敵からの反撃も考慮しなくてはならない。敵味方全員がそれぞれ1回ずつ行動すると終了。行動はRPGのコマンドバトル形式で、武器での通常攻撃を行う「たたかう」、各クラスに対応した技をSP/MP消費で発動する「わざ(・まほう他)」、手持ちのアイテムを使用する「アイテム」、受けるダメージを減らしたり仲間を庇う「ぼうぎょ」から選択する。攻撃・回復は、種類にもよるがターゲットを敵⇔味方に切り替えることもできるため、同士討ちで経験値を稼いだり、アンデッドの敵に回復魔法でダメージを与えることも可能。行動内容に応じてユニットのメンバー各自に経験値が入る(敵フェイズの戦闘でも)。
  *間接攻撃は一方的に攻撃できる。射程距離と攻撃範囲がそれぞれ設定されており、射程距離の範囲内で照準を1つのマスに定め、その照準を中心にして攻撃範囲分のマス全てに効果が及ぶ(直接戦闘では単体にしか効果がなくても、間接攻撃であればユニット全員に効果が及ぶ)。必ず命中するため回避率の高い敵にも効果があるほか、原則的に攻撃効果は敵のみ・回復や補助効果は味方のみに効果が出るため、間接攻撃で味方を巻き込むことは一部の例外を除いて存在しない。また、属性によっては地形を変化させる事も可能。例えば火属性ならば「森」を「炎上」させてその場にいる者にダメージを与えたり、雷属性ならば「建物」を破壊して「瓦礫」にすることなどができる。中には「毒沼」⇒回復属性で「沼」⇒毒属性で「毒沼」のように何度でも変化させることのできる地形と属性の組み合わせも存在する。行動内容に応じてユニットのメンバー全員に同じ経験値が入る(獲得のためには敵を攻撃する必要はない)。
   *射程距離は「使い手ユニットのマスを0」として、周囲に縦1マス/横1マスとして数える。つまり、使い手から縦5マス・横1マスの距離に照準を定める場合、縦5+横1=射程6の距離になる。
   *攻撃範囲も、基本的に射程距離と同じ数え方だが、「照準となったマスを1」と扱う点が、射程距離の数え方と異なる。つまり、照準から縦5マス・横1マスの距離に対象がいる場合、縦5+横1+照準1=範囲7の位置になる。
   *地形によっては、ダメージを受けたり回復できるものも存在する。原則的に、味方ユニットは味方フェイズ開始時、敵ユニットは敵フェイズ開始時に、地形によるダメージや回復が行われる。それ以外にも、3ターンの間に脱出できないとそのユニットのパーティが全滅する「川」、作動すると即座にユニットのパーティが全滅する「落とし穴」などの特殊な地形もある。ただしドラゴンや一部の敵ユニットは飛行しており、川や落とし穴などで即死することがなく、どのような地形でも移動力が落ちない。それゆえ、人間ユニットが立ち入れない地形で飛行ユニット同士が戦闘することもある。
   *敵キャラクターを倒すと戦利品として手に入ることがある。消費アイテムはもちろん、強力な武具が手に入ることも多いが、この時とどめを刺した攻撃の「属性」に応じて戦利品が異なるため、属性を使いこなすことでより有利に進められる。
 *人間ユニットは、行動前(移動中含む)であれば、メニュー画面を開いて装備の換装・アイテムや回復魔法の使用が可能。メニュー画面で回復魔法を使う場合、MPの限り何度でも使用できる反面、他のユニットに対しては使えない。また、経験値は入らない。
 *ユニットの行動が終了すると、ペアを組ませたドラゴンが続いて行動する。ドラゴンはほとんどの地形を無視して広範囲に移動できる(瞬間移動のような動きのため、敵ユニットを突っ切る事も可能)。行動は移動・直接戦闘・間接攻撃ともに全て自動だが、敵ユニットに積極的に突っ込ませる「いけ!」、人間ユニットの比較的前方で行動させて敵がいれば攻撃させる「こい!」、人間ユニットの比較的後方で行動させて待機や回復をさせる「まて!」の3種類を選ぶことで、おおまかに制御することは可能。直接戦闘でアイテムを使ったり防御することはない。
 *味方の人間ユニットが消滅した場合、ペアを組ませたドラゴンユニットも消滅する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バハムートラグーン」の詳細全文を読む




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