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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
バヤール(Bayard)は「フランスの話材」を扱った武勲詩、叙事詩などに登場する魔法の馬。その不思議な力として有名なものに、乗り手の数によって体の大きさを変える、という能力があるとされる。 バヤールは、赤毛に黄金の心臓、キツネの知恵を持つとされている。 == フランスの武勲詩 == 12世紀の古フランス語の武勲詩、『エイモン公の4人の子ら』において、バヤールはルノー・ド・モントーバン(リナルド)の愛馬として登場する。作中では、バヤールはエイモン公の息子・ルノーを始め、ルノーの3人の兄弟達を同時に全員背に乗せ、かつ常軌を逸した速度で走ることができる。物語後半、ルノーはシャルルマーニュへの降伏条件としてバヤールを献上させられてしまう。そして、シャルルマーニュはバヤール首に大きな石で重りを付けて川に沈め、殺そうとする。だが、バヤールは重りの石を蹄で破壊すると、森の中へと逃げて行くのだった。 その後の武勲詩では、バヤールは始め、ルノーの愛馬となる前にルノーの従兄弟であるモージ(マラジジ)によって捕獲されたという設定が付けられていたりもする。 また、トマス・ブルフィンチの作品によれば、バヤールの入手方法はまた違ったものとなっている。そこでは、先にバヤールを得ていたモージが変装し、ルノーに対し魔法の森にいる野生馬、バヤールはアマデス・ド・ゴーラ(:en:Amadis de Gaula)の血筋の者だけが乗りこなせる馬であることを告げる。ルノーは何度か落馬するものの、最終的には魔法を打ち破り、バヤールを乗りこなすのである。 また、ブルフィンチ版ではシャルルマーニュにより川に沈められたバヤールは、何度か這い上がってくるものの、最終的には溺死してしまっている。ドイツの民衆本でもこの結末は同じで、バヤールは殺されてしまっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バヤール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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