|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 湖 : [みずうみ] 【名詞】 1. lake
バラトン湖(バラトンこ、 バラトン、古くは バラトントー、 バラトンタヴァとも、、)とはハンガリー西部にある湖。中央ヨーロッパ最大の湖〔野原「バラトン湖」『世界地名大事典』2巻、991頁〕〔『コンサイス外国地名事典』第3版、752頁〕〔南塚「バラトン湖」『東欧を知る事典』新訂増補、373頁〕。ハンガリーの首都ブダペストからは南西に130kmほどの位置にある。スラブの言葉で湖沼を意味する「Blato」が語源と考えられており〔〔加賀美、木村『東ヨーロッパ・ロシア』、16頁〕、ハンガリー人はこの湖を「ハンガリーの海」〔〔沖島、占部『ハンガリー』第3版、138頁〕〔( )と呼ぶ。 == 地理 == バラトン湖はハンガリー高地の中央部に位置し〔、後期更新世の地殻陥没で形成された〔。東西に長く広がり、長さは約78km、幅は5-12km、面積は約595km2、最大水深は約11m〔。平均水温は20℃、夏の水温は26-27℃に達し、冬季は水面が凍結する〔。 北岸の水深は比較的深く、南岸は遠浅になっている〔。水位の変動が大きく、春の雪解けの時に水位は最大となり、秋に水位は最低になる〔。平均水深は浅く、流域における土地利用の変化が顕著であるため、西部を中心に富栄養化が進んでいる〔。水面の色は淡いコバルトブルーで〔、水質は弱アルカリ性でマグネシウム、カルシウムなどの成分を含んでいる〔。 50以上の河川がバラトン湖に流入し、湖水はシオ川からドナウ川に流れ出る〔。湖に流入する河川のうち、ザラ川からの流入量が最も多い〔。 バコニュ山地に面する北西岸には森林に覆われた崖が形成され、崖の一部はティハニ半島として湖に突き出ている。半島の先端と南の対岸の距離は約1.5km離れており、毎年7月末にはバラトン湖横断アマチュア水泳大会の会場となっている〔沖島、占部『ハンガリー』第3版、144頁〕。バコニュ山地は地下資源に恵まれているが、山地東端のボーキサイト鉱床の開発に伴って行われているアルミニウム精錬の排水が地下水を汚染している〔。一方南岸は平坦な土地となっており、肥沃な土壌が広がっている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バラトン湖」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|