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バルサスの要塞 : ミニ英和和英辞書
バルサスの要塞[ばるさすのようさい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かなめ]
 【名詞】 1. pivot 2. vital point 
要塞 : [ようさい]
 【名詞】 1. fort 2. stronghold 3. fortification

バルサスの要塞 : ウィキペディア日本語版
バルサスの要塞[ばるさすのようさい]
バルサスの要塞』(バルサスのようさい、英語:The Citadel of Chaos)はイギリスゲームブック。著者はスティーブ・ジャクソン (英)
ファイティング・ファンタジー』シリーズ第2巻。原書は1983年にパフィンブックスより刊行され、2002年にウィザードブックスより再刊された。
== 概要 ==
妖怪が跋扈するファンタジー世界を舞台とし、魔法と剣を頼りに危難を切り抜けていく冒険者として活躍する作品。
前作『火吹山の魔法使い』にも印象深いイベントは豊富だったが、それぞれの場面を主人公が客観的に眺めるものが多かったのに対し、本作品では主人公をいたずらで翻弄するレプリコーンのオシェイマスをはじめとして、積極的に接触してくるキャラクターが次々と登場する。また、分岐によるストーリー展開の幅も前作より増えており、正しいカギ探しのようなパズルに頼ることなく、繰り返しプレイを楽しめるようになっている。こうした点から、著者ジャクソンがゲーム性よりファンタジーらしさの表現のほうを重視していることがうかがえる〔『ファイティング・ファンタジー ゲームブックの楽しみ方』第3章「ジャクソンの選んだ魔法」〕。
ただしストーリー性重視といっても、ゲームブックの主人公は読者が操作するものなので、一般的な小説のように読者とは関係なく行動や心理を描写されると感情移入ができなくなる。その点ジャクソンは巧みであり、主人公と読者の視点という二重構造を活かした描き方を行っている。例を挙げると、冒険中に最終ボスのバルサス・ダイアの弱点を知る機会があるが、決戦時には主人公はその弱点を意図的につくことができない。読者は選択肢の中から主人公が適切な行動を取れるものを推理する必要がある。成功すれば主人公は「幸運に助けられて」勝利し、読者は「思惑通りに」達成感を得る。主人公が自発的に奇策を思いつく展開よりは、このような手法のほうがゲームブックでは有効である〔日向禅「魔霊セプタングエースの召喚円」、『RPGamer』Vol.3、p.67〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バルサスの要塞」の詳細全文を読む




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