翻訳と辞書
Words near each other
・ バルトールス・デ・サクソフェルラート
・ バルト三国
・ バルト三国占領
・ バルト人
・ バルト十字
・ バルト帝国
・ バルト族
・ バルト杯
・ バルト楯状地
・ バルト海
バルト海の女王
・ バルト海の戦い
・ バルト海の戦い (第一次世界大戦)
・ バルト海クルーズ
・ バルト海攻勢
・ バルト海艦隊
・ バルト海諸国理事会
・ バルト系
・ バルト系ドイツ人
・ バルト艦隊


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

バルト海の女王 : ミニ英和和英辞書
バルト海の女王[おう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [じょ]
 【名詞】 1. woman 2. girl 3. daughter
女王 : [じょおう]
 【名詞】 1. queen 
: [おう]
  1. (n,n-suf) (1) king 2. ruler 3. sovereign 4. monarch 5. (2) king (for senior player) (shogi) 

バルト海の女王 ( リダイレクト:ユラテとカスティティス ) : ウィキペディア日本語版
ユラテとカスティティス[おう]

ユラテ〔(ユーラテ〔、ユラタ〔とも。)と カスティティス〔(カスティリス〔とも。)は、リトアニアで最も有名かつ身近な伝説や民話の一つに登場する女性と男性である。彼らの物語は、Liudvikas Adomas Jucevičius によって1842年に書き記されたのが最初である。それ以後、物語はたびたび現代詩やバレエ、時にはロック・オペラにさえ翻案された。
== あらすじ ==
あらすじはヴァリアントによって若干の違いがあるが基本的な要素は同じである。女神〔時には人魚ウンディーネとされる。〕のユラテ〔Jūratė は「海」を意味する ''jūra'' に由来。〕は、バルト海の中にある琥珀でできた美しい宮殿に住んでいた。彼女は海と海に住む生き物すべてを支配していた。さて、カスティティスという名のある若い漁師が、多くの魚を獲って平穏を乱していた。ユラテは、カスティティスを罰して平穏を取り戻そうとしたが、この美しい漁師との恋に落ちてしまった。二人はしばらくの間、宮殿で楽しい時を過ごした。しかし、雷神ペルクナスが、不死である女神が死を定められた人間との恋に落ちたことを知った。ペルクナスは激怒し、琥珀の宮殿を攻撃した。宮殿は砕け散って無数の破片になった。ペルクナスによって、カスティティスは殺され、ユラテは海底の廃墟または岩に鎖で繋がれた〔〔『地球の歩き方 67 バルトの国々 エストニア・ラトヴィア・リトアニア』 p. 166.〕。
伝説によると、バルト海の上で嵐が起こった後に、岸辺に琥珀の破片が流れ着くのはこの出来事に由来するという。岸辺に打ち寄せられる琥珀の破片は、カスティティスの死を悲しんだユラテの涙であり、特に大きな破片は宮殿のかけらだという〔〔。そしてまた、ユラテはこんにちでも彼を哀悼しており、人々は海でユラテの悲しげな声を聞くことができるという。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ユラテとカスティティス」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.