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バルベリーニ宮 : ミニ英和和英辞書
バルベリーニ宮[みや]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

バルベリーニ宮 ( リダイレクト:パラッツォ・バルベリーニ ) : ウィキペディア日本語版
パラッツォ・バルベリーニ[みや]

パラッツォ・バルベリーニ () はイタリア共和国ローマに現存するバロック建築パラッツォである。現在は国立古典絵画館として利用されている。日本語ではバルベリーニ宮あるいはバルベリーニ宮殿などとも表記される。
== 歴史 ==
1633年までにおおむね完成したこの建築は、ウルバヌス8世フィレンツェのバルベリーニ家出身)の命で建設された。当初建設の任にあったカルロ・マデルノが1629年に死去すると、その後はジャン・ロレンツォ・ベルニーニと、マデルノの親類であったフランチェスコ・ボッロミーニが引き継いだ〔。
当初マデルノはパラッツォ・ファルネーゼのように中庭のあるタイプの平面構成をとっていたが、引き継いだベルニーニはH型平面に仕様変更し現存する形の構成とした〔。このベルニーニの仕様変更に対するボッロミーニの関わりは明らかになっていない。『地球の歩き方』によれば当初のマデルノ案の時点でH型平面であったとされており、ベルニーニが仕様変更したわけではないとしている。
1634年にボッロミーニはパラッツォ・バルベリーニの近くにあったサン・カルロ・アッレ・クワトロ・フォンターネ聖堂改修の仕事にかかるため手を引き〔、装飾と残りの建設作業はベルニーニが1638年に完了した〔。結果として「イタリア・バロックの3大建築家が協力した珍らしい作品」〔という評価を与えられることとなった。
ながらくバルベリーニ家の所有であったが、1949年に至って政府の所有となった。この移管は寄付であるとする説明と売買によるとする説明〔がある。1953年の映画『ローマの休日』において、登場人物のアン王女が滞在および脱走する某国大使館の門はパラッツォ・バルベリーニの門が使用された〔ただし、大使館内部の舞台はブランカッチョ宮殿が使用された(前掲『ローマの休日』、添付資料.ローマの名所めぐり)。〕。現在は絵画館(後述『国立古典絵画館』)として使用されている〔。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「パラッツォ・バルベリーニ」の詳細全文を読む




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