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マメヅタラン属(''Bulbophyllum'')は、ラン科の着生植物の群である。世界に1000種以上もある、極めて大きな属である。 == 特徴 == マメヅタラン属に属する種は、着生に適応した特殊な形態を持つ。概して小型であるが、大きいものは葉の長さが1mを超える。花も小さいものが多いものの、大きいもの、多数を並べるものと様々。形態的にはきわめて多様であり、鑑賞用に栽培されるものもある。 匍匐茎を這わせ、まばらに根を出して岩や樹木に着生する。匍匐茎には間をおいて丸っこい偽球茎をつける。葉は偽球茎の上に1(または2)つつき、その間に関節がある。 花は偽球茎の側面から出た枝の先に一つだけつくか、総状か散状につく。花は小型か中型。花弁は総じて小さい。また一般のランでは発達している唇弁はごく小さくて反り返る。その代わりに下両側の二弁がやや発達する傾向がある。花粉塊は四個で蝋質、付属物はない。 それ以外の部分については様々で、外見上の特徴はきわめて多様。外花披の上側のものは花弁と同程度に小さい例も多いが、大きく発達する例もある。萼の下側一対はよく発達し、左右に分かれるか、往々にして基部でくっついて先端に向かって下から受けるようになる。種によってはこれが大きく発達し、長く伸びる。花弁に毛状などの付属物を持つものもある。 また、これらの花弁やその付属物の基部に間接があり、軽い風にも揺れ動くものがある。色は赤・紫から黄色など様々だが、総じて派手な色合いのものは少ない。香りのよいものもあるが、悪臭を放ち、ハエを誘引すると考えられているものもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マメヅタラン属」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bulbophyllum 」があります。 スポンサード リンク
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