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吉草酸(きっそうさん、valeric acid)は示性式 CH3(CH2)3COOH、分子量 102.13 のカルボン酸。IUPAC系統名ではペンタン酸 (pentanoic acid) となる。CAS登録番号は109-52-4。足の裏の臭いはこの異性体であるイソ吉草酸が原因である。閾値が非常に低いことから、悪臭防止法の規制対象となっている。消防法による第4類危険物 第3石油類に該当する〔法規情報 (東京化成工業株式会社)〕。 == 性質 == 融点 −34.5 、沸点 186–187 の無色の液体で、蒸れた靴下に例えられる臭気を有する。p''K''a は 4.82 の弱酸であるが、人体へは腐食性を示す。水への溶解度は 2.4g/100mL であり、極性溶媒よりも無極性溶媒によく溶ける最も低分子量のカルボン酸である。 異性体にピバル酸とヒドロアンゲリカ酸、イソ吉草酸がある。ヒドロアンゲリカ酸は不斉炭素原子を持つ。 Image:Pivalic acid.svg|ピバル酸 画像:Hydrangelic acid.PNG|ヒドロアンゲリカ酸 Image:Isovaleric acid structure.png|イソ吉草酸(3-メチルブタン酸) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吉草酸」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Valeric acid 」があります。 スポンサード リンク
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