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バング&オルフセン(''Bang & Olufsen'' 、B&O)は、デンマークのオーディオ・ビジュアル製品メーカーおよびブランドである。現在は、オーディオ製品およびテレビ、電話機を製造・販売している。 日本では、このうち、オーディオ製品の大部分およびテレビ、電話機の一部が販売されている。テレビは近年まで販売されていなかったが、2006年7月より販売が開始された。しかし、50型でディスプレイとシステムコントローラーを合わせて200万円を超す価格のため、専門店以外の取扱店で見ることは困難である。バング&オルフセンの専門店自体は、全国に12店舗ある〔B&O、初の国内映像機器として65/50型プラズマテレビを発売 AV&ホームシアターNews 〕。 == 概要 == B&O社は、デンマーク北西部のストルーアで、ピーター・バング(1900年〜1957年)と彼の学生時代の友人 スヴェン・オルフセン(1897年〜1949年)と共同で設立、1925年に創業した。 バング&オルフセンの製品の最大の特長は、デザインが非常に優れていることである。先進的な機能および操作性と融合したそのデザインは、オーディオにおけるインダストリアル・デザインの代表的存在として高く評価されており、これまでに18製品がMoMAのパーマネントコレクションに選ばれている。なお、過去においては、近未来的なデザイン傾向が強かったが、近年ではレトロフューチャー的な傾向も見られる。 すべての製品は、フリーのデザイナーの手によるもので、過去の代表的製品はヤコブ・イェンセン (Jacob Jensen) の手になるものが多い。また、近年の製品の多くはデビッド・ルイス (David Lewis) が手がけている。 製品の音質や画質も非常に優れている。特にスピーカーの分野においては、ICEpower独自の特許技術を駆使したD級アンプ(ICEpowerアンプ)を内蔵、低音アダプションおよび調整技術、独占使用権を有するサウンド分散特許技術などが駆使されており、業界最高峰の音響性能を誇る。テレビに関しても、スクリーン自体はパナソニックのプラズマスクリーンやシャープの液晶スクリーンを使用しているとは言え、シグナルプロセス、ピクチャーオプティマイズ、ルームアダプションなどによって構成されるバング&オルフセン VisionClear パッケージを採用し、高級ブランドに相応しいオリジナル仕様となっている。 またカーオーディオについては、アストンマーティン〔BeoSound DBS 〕とAMG〔BeoSound AMG 〕、アウディ〔Sound System Audi 〕とBMW〔Sound System BMW 〕に提供を行っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バング&オルフセン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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