|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ジャー : [じゃー] 【名詞】 1. jar 2. (n) jar ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
バンジャール(banjar)とは、インドネシア・バリ島にみられる地域コミュニティである。 == 概要 == バンジャールは、形式的には居住単位であり、デサの既婚の男性居住者がそのメンバーとなるが、実際は「絶対主義的といえるほどの最高権力を持つ」(クリフォード・ギアツ)共同体であり、メンバーの生活のための法的、物質的、道徳的条件を整える役割を果たしている。 10世紀の古バリ語の碑文には、寺社関連の活動についてこの「バンジャール」の語がみられる。また、「バンジャール・パトゥス」(義務的な儀式参加)、「バンジャール・スカ・ドゥカ」(冠婚葬祭の相互扶助)という言葉にあるように、バンジャールの起源は、バリ・ヒンドゥーに根ざしたライフサイクルの儀式、とりわけ葬儀の準備・実行にあるとされている。しかし、その起源はどうあれ、一般にバンジャールは「親族のような共同体」と見なされている。 そして、バンジャールのメンバーシップである「クマラ・バンジャール」から除名されることは、バリの人びとにとって「甘んじて死を待つに等しい」事態である。 なお、行政事務を取り扱うバンジャールと同規模の組織としてドゥスンが並立している。かつて、バンジャールとドゥスンは、それぞれバンジャール・アダット、バンジャール・ディナスと呼ばれ(アダットは慣習を意味し、ディナスは行政を意味する)、役員構成員が重なる地域もあった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バンジャール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|