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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 湖 : [みずうみ] 【名詞】 1. lake
バーグ湖()とは、北アメリカ大陸の北西部のカナディアン・ロッキーに存在する、小さな湖の1つである。また、の流れの途中に存在する、幾つかの湖の1つでもある。なお、この湖には、ロブソン川以外にも何本かの小河川が流入している他に、バーグ氷河と言う氷河も流れ込んでいる。 == 概要 == バーグ湖は山中に存在しており、その湖面の標高は約1641mである 〔 ブリティッシュコロンビア州、ロブソン山州立公園のバーグ湖周辺散策路 (ここの右下に書かれている小さな図を参照。) 〕 。 この湖は、おおよそ北緯53度08分49秒、西経119度09分28秒付近に位置しており、この場所は、ほとんどカナダのアルバータ州との州境に近いものの、ブリティッシュコロンビア州に属している 〔 Berg Lake British Columbia Geographical Names (ブリティッシュコロンビア州の地名) 〕 。 なお、この湖も含めて周辺地域は、ブリティッシュコロンビア州によってに指定されている。この湖は細長い形状をしていて、その北岸側には、数本の遊歩道や、数箇所のキャンプ場が整備されている 〔 ブリティッシュコロンビア州、ロブソン山州立公園のバーグ湖周辺散策路 〕 。 これに対して、南岸へはバーグ氷河が直接流れ込んでいる他 〔 写真を見ても明らかなようにバーグ氷河はバーグ湖へと流れ込んでいる。しかし、同じく写真に写っているミスト氷河は、バーグ湖から流出したロブソン川の先に存在する別の小さな湖へと流れ込んでおり、バーグ湖へは流れ込んでいない。当然ながら、ミスト氷河の融解水もバーグ湖へは流れ込んでいない。つまりミスト氷河は、バーグ湖とは基本的に関係の無い氷河である。 〕 、カナディアンロッキーの最高峰とされるロブソン山(標高3954m)や、ロブソン山の背後に控える山という理由で「リアガード」と命名されている山が迫っている 〔 ブリティッシュコロンビア州、ロブソン山州立公園のバーグ湖周辺散策路 〕 。 この南岸へと流れ込んでいるバーグ氷河の影響もあり、毎年夏の中頃までは、湖面上に氷塊が点在しているのを見ることができる。このバーグ氷河から崩落してきた氷塊は、長い時間圧縮された影響で気泡が抜けて青く見えるため、氷山(berg/氷山を意味する英語 〔 氷山を意味する英語は本来「iceberg」だが、それを短縮した「berg」も通常は氷山を意味する。なお「berg」を単に「山」の意味で使うのは、南アフリカ共和国などの限られた地域である。 〕 )のようにも見えるとされる。ところで、バーグ湖はロブソン川の途中に存在する(つまり、ロブソン川がこの湖に流れ込み、同じくロブソン川がこの湖から流れ出してゆく)湖の1つ 〔 ロブソン川が流れ込み、同じくロブソン川が流れ出してゆく湖としては、バーグ湖の他に、キニー湖などが挙げられる。 〕 であるわけだが、この湖へはロブソン川以外にも何本かの小河川が流れ込んでいる。ちなみに、この湖の北西に存在するハーグリーブス氷河は、直接バーグ湖には氷河のままでは流れ込んでいないものの、その融解水が流れ込んでいる。つまり、ハーグリーブス氷河の融解水の流れも、この湖に流れ込む小河川のうちの1本である 〔 より正確には、ハーグリーブス氷河は、ハーグリーブス湖へと流れ込んでおり、 このハーグリーブス湖の湖水が小川となって流れ出していて、それがバーグ湖へと流れ込んでいる。 〕 。 なお、バーグ湖からの主要な流出河川は、ロブソン川である。参考までに、ロブソン川へと流出した湖水は、フレーザー川へと合流し、最終的にフレーザー川の河口から太平洋へと流れ込んでいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バーグ湖」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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