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バーサークフューラー : ミニ英和和英辞書
バーサークフューラー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

バーサークフューラー : ウィキペディア日本語版
バーサークフューラー[ちょうおん]

バーサークフューラー(BERSERK FÜHRER)は、タカラトミー(旧トミー)より発売されているゾイドシリーズに登場する架空の兵器。本項では兄弟機の凱龍輝およびコトブキヤのHMM(ハイエンドマスターモデル)に付いても記載。


== 機体解説 ==

西方大陸戦争期〔にニクシー基地にて旧ゼネバス帝国亡命技術者が遺したノウハウをも取り入れ〔トミー「EZ-069セイスモサウルス」取り扱い説明書より〕、ライガーゼロの兄弟機として開発された鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)旗艦ゾイド。
西方大陸戦争時のゾイド開発ベースは長い年月の間クローニングされてきた素体をベースにしており、その性能向上には限界があった。強力な装備を開発できても、その真価を引き出せるゾイドがいなければ無用の長物だったのだ。そこでゾイド開発者たちが着目したのが、太古よりゾイド人の生活の一部に組み込まれる事を頑なに拒み続けた完全野生体の採用だった。類まれな戦闘能力を持つこれらの野生ゾイドをベースに新しいゾイドの開発を行う事ができれば、さらなる強力なゾイドの開発が可能となる。こうした野生体ゾイドをベースとした新型ゾイドの開発に積極的な姿勢を見せたガイロス帝国では、「U作戦」を展開し〔電撃ホビーマガジン2002年11月号「SMACK ZOIDS」より〕ライオン型、ティラノサウルス型ベースの新型ゾイドの開発に着手した。
その中でも惑星Ziの食物連鎖の中で、純粋なティラノサウルス型野生体はその頂点に立つと言われる強力な素体であった。かねてから亜種(デスザウラーなど)や変種(ゴジュラス)を戦闘用に改造した機体は存在したものの、個体の捕獲が困難である事と気性が激しく調整が難しい事から、素体としての価値はこれまで疑問視されていた。帝国軍ではこの純粋なティラノサウルス型野生体を採用した「プロトレックス」を製作し、これをベースとした初のゾイドとしてジェノザウラーを開発〔電撃ホビーマガジン2001年11月号「SMACK ZOIDS」より〕したものの、野生体をベースとした機体の制御はパイロットとのシンクロ率に依存し、不安定要素が大きかったためオーガノイドシステムを実験的に導入し野生体の制御を強制的に安定させる措置を施している〔電撃ホビーマガジン2002年9月号「SMACK ZOIDS」より〕。しかしながら、このオーガノイドシステムは野生の闘争本能のみを刺激する偏ったシステムであり、高い戦闘能力と引き換えにパイロットへの精神的な負担〔小学館「ゾイド公式ファンブック2」より〕やゾイド自体の精神破壊を招き、さらにはゾイドコアの寿命を極端に短くするデメリットが存在した〔。
その後、「プロトレックス」をベースに、ジェノザウラー派生機等のノウハウを組み入れ、完全野生体を採用したティラノ型ゾイドの再開発が行われた〔。ライガーゼロとともに同じコンセプトで開発されたこのバーサークフューラーは、ティラノサウルス型の完全野生体特有の本能を尊重したゾイドで、制御がパイロットとのシンクロ率に依存するものの〔、オーガノイドシステム搭載型ゾイドに匹敵するパワーを獲得している。
本機体の特徴的な装備は、背部に二基装備された「バスタークロー」である。共和国軍のマッドサンダーに搭載された「マグネーザー」を参考にサンダーホーンを経て〔発展・開発されたもので、威力はマッドサンダー搭載されたものに及ばないものの〔小学館「ゾイド公式ファンブック3」より〕、可動アームにより広い攻撃範囲を持ち、束ねた3本の刃をマグネッサーシステムの応用により超高速回転させて大型ゾイドさえも一撃で破壊する威力を誇るドリル、ドリル部を構成する刃を展開することでジェノザウラーの荷電粒子砲にも耐えるEシールド、砲撃戦に対応する基部のAZ185mmビームキャノンに加え、高速移動時のスタビライザーやバスターライフルとしても機能する〔攻防一体の万能兵器である。
口腔内に装備した荷電粒子砲はジェノザウラー系統から更に改良され、威力が高い集束型と範囲が広い拡散型の2タイプに切り替えが可能となった。また、背部に装備したハイマニューバスラスターや脚部のブースターによって優れた機動力を発揮する。格闘・砲撃・機動力を高い次元で両立した高性能機であり、操作性・計算上の総合戦闘能力においてジェノブレイカーをも凌ぐと言われる〔トミー「EZ-049 バーサークフューラー」パッケージ解説より〕。
; CAS(チェンジングアーマーシステム)
: バーサークフューラーにはライガーゼロ同様、「チェンジングアーマーシステム(CAS」が採用されている。元々、前型機のジェノザウラーでは設計時に拡張性を考慮されており、変化する戦局に併せて強化型を短時間で導入できる試みがなされていた。エレファンダーを経たバーサークフューラーではその設計思想を踏襲し、戦局に合わせた装備換装や、後々の機体バージョンアップが可能となっている〔電撃ホビーマガジン2002年4月号付録、イベント配布冊子「ZOIDS BOOK2002」より〕。しかし、実戦に投入されたのはカスタマイズパーツCP-27 シュトゥルムユニットに換装したシュトゥルムフューラーおよびそのバリエーション機であるシュトゥルムテュランのみである。
: またオプションパーツとして、ディロフォースの頭部(小型荷電粒子砲、Eシールド)とグランチャーのレーザーソードを装着可能。


※機体諸元は「ZOIDS EZ-049バーサークフューラー」および「HMM-033 EZ-049 バーサークフューラー」より

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バーサークフューラー」の詳細全文を読む




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