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パカヤ
パカヤ()は、グアテマラの首都グアテマラシティから南に30kmの距離にある安山岩や玄武岩で構成された複合式火山である。最初の噴火はおよそ2万3000年前で、スペインによる植民地時代の1565年から少なくとも23回の活動記録が残る、中央アメリカで最も活動的な火山である。穏やかなストロンボリ式噴火が活動の中心だが、時には激しいプリニー式噴火を引き起こし、グアテマラシティにまで降灰が及ぶこともある。 == 活動の歴史 == パカヤ火山は、環太平洋造山帯のうち中央アメリカ火山弧に位置している。約30万年ほど前からこの地では巨大な噴火活動が繰り返され、後のとなる巨大なカルデラが形成された。約2万3000年前に最後のカルデラ噴火を終えた後、いくつか生まれた後カルデラ火山の中で最も大きな山体こそが、このパカヤ火山である。約1100年ほど前に巨大な山体崩壊を引き起こし、太平洋側に膨大な土砂を押し流して馬蹄形の火口が形成された。現在の山頂は、その中に生まれた新たな中央火口丘である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パカヤ」の詳細全文を読む
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