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ぱくりとは、大きな口をあけてものを食べるさまを示す言葉。転じて盗むという意味にも用いられている。動詞形ではぱくるとなり以下のような意味を持つ。一部で「捕縛する」の変形が語源とされているが、三省堂の大辞林第二版によれば、ぱくりの動詞形が語源とされる。以下は大辞林での意味。 * 大きく口を開けて食べる。 * 商品や手形などをだましとる。 - ぱくり屋という手形専門の詐欺師の呼び名がある。 * 主に受身で、捕まえる、逮捕されること。 テレビドラマなどでも逮捕される=ぱくられるといった用いられ方がされていたが、近年では、盗むという意味で転用され、テレビのバラエティ番組において芸人などが用い、より広範な意味で使用されている。以下は広範な用法(辞書等の記載にはばらつきがあるもの)。 * 盗むこと、万引きなどの隠語(マンガをぱくった、など。本来は窃盗、盗む)。 * 借りたまま返さないこと(借りぱくなど。本来は踏み倒し、詐欺)。 * 既存のものに似た作品やネタを作ること、あるいは極めて似た作品やネタを発表すること(ネタをぱくった、など。本来は剽窃、盗作)。ただし、この場合、剽窃元とした作品よりも劣っているものや、剽窃元をほぼそのまま流用(コピー・トレース)している事が誰の目にも明らかであるか、もしくは疑わしいものに対して使われることが多い表現である。しかし、パクリであるか否かは「第三者から見た印象」で判断される傾向にあるため、作者が剽窃を意図している場合のみならず、作者自身が完全創作だと思って作った作品がたまたま他の作品と被ってしまったような場合や、過去に見聞きした可能性のある作品から無意識的に影響を受けた結果既存の作品と類似する作品を発表してしまった場合も「パクリ」扱いされてしまうケースがある。 * 著作権の考えが希薄な国家に対する蔑称(文化や著作物などを盗作するパクリ国家)。 == 関連項目 == * 盗作 * パロディ * エピゴーネン * 剽窃 * 山寨 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ぱくり」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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