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パコ・イグナシオ・タイボ二世(Paco Ignacio Taibo II、1949年 - )は、メキシコの小説家、ジャーナリスト、歴史学者。男性。スペイン北部のアストゥリアス州ヒホン生まれ。1958年にメキシコに移住し、1980年にメキシコに帰化。メキシコの首都メキシコシティ在住。メキシコシティのメトロポリタン自治大学(en)で歴史学教授を務めながら小説家としても活動している。国際推理作家協会の創設者の一人であり、スペインのヒホンで毎年開催される推理小説、歴史小説等の大会「セマナ・ネグラ」(es)を開始した人物でもある。 == 略歴 == 1949年、スペイン北部のアストゥリアス州ヒホンに生まれる。祖父はスペイン社会労働党の幹部。父のパコ・イグナシオ・タイボ一世(es)は小説家、ジャーナリスト。1958年、フランコ独裁政権下の迫害を逃れるため、家族とともにメキシコに移住。1968年にメキシコで起こったトラテロルコ広場の虐殺事件(en)を機に学生運動に参加する。その後ジャーナリズムの世界に入り、小説家としても活動を始める。1980年にメキシコに帰化した。 推理作家としては、1976年の"Días de Combate"(闘いの日々)に始まる私立探偵エクトル・ベラスコアラン・シェインシリーズなどを執筆している。また、1986年にはロシアの推理作家ユリアン・セミョーノフらとともに国際推理作家協会を創設。1987年には、故郷のヒホンで推理小説や歴史小説、SF小説等の大会「セマナ・ネグラ」(es)を開始するなど、実作以外でも推理小説界へ大いに貢献している。 小説では、スペイン語で書かれた最も素晴らしい推理小説に贈られるダシール・ハメット国際推理小説賞(国際推理作家協会主催)を三度受賞している。また、歴史学者としては『エルネスト・チェ・ゲバラ伝』でイタリアのバンカレッラ賞(en)を受賞している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パコ・イグナシオ・タイボ二世」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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