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パシベート処理(パシベートしょり、英: Passivation)は、ステンレスの防錆処理の一種。日本語では「不動態処理」とも呼ばれる。企業によっては「ブライト処理」「ステンレス酸洗」という別名もある。 == 概要 == ステンレスは錆びにくい材質、と一般的には知られている。表面に酸化皮膜が自然に形成されることにより、地金まで酸化が及ばないことが、ステンレスが錆びにくい理由である。 この酸化皮膜は酸化鉄ではなく、ステンレス中のクロムと酸素が結合した酸化クロムである。 ただし、この皮膜は非常に薄く(20Å前後)、外的要因により欠損ができやすいので、その場所から錆びが発生することがある。この酸化皮膜を硝酸系の酸化剤により人為的に厚くすることで、防錆性能を向上させるのがパシベート処理方法である。 硬質クロムめっきなどと異なり、この処理は地金の表面を変化させる処理であるため、寸法変化が少ないという特徴を持つ。 また、この金属表面上の酸化皮膜を不動態皮膜とも言い、アルミニウムやマグネシウムでも生成する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パシベート処理」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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