|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ パスカル : [ぱすかる] 【名詞】 1. Pascal 2. (n) Pascal ・ 原 : [はら, もと] 1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation ・ 原理 : [げんり] 【名詞】 1. principle 2. theory 3. fundamental truth ・ 理 : [り] 【名詞】 1. reason
パスカルの原理(パスカルのげんり、英語:Pascal's principle)は、ブレーズ・パスカルによる「密閉容器中の流体は、その容器の形に関係なく、ある一点に受けた単位面積当りの圧力〔ここでの「圧力」は容器に垂直で圧縮する向きの「力」という意味であり、本来の「圧力」(単位面積当たりの力の法線成分)ではない。〕をそのままの強さで、流体の他のすべての部分に伝える。」〔パスカル「液体の平衡及び空気の質量の測定についての論述」の紹介 http://www.kanazawa-it.ac.jp/dawn/166301.html〕という流体静力学における基本原理である。 == 応用例 == 右図のような水を注いでピストンで密閉したU字型の管を用意する。一方のピストンに押し下げるように力を加えると、もう一方のピストンに押し上げるような力が発生する。このとき、水がピストンを押す力とピストンの面積の比は二つのピストンにおいて等しいことが、パスカルの原理から導かれる。 これにより、ピストンにかかる力の大きさは面積に比例することがわかる。たとえば、2つのピストンの面積比を2:1にすると、大きいピストンには小さいピストンの2倍の重量の物体をおいて釣り合わせることができる。 この考えを用いて以下のような力を増幅する装置が得られる。 * 油圧ジャッキ - ジャッキの一種。大きな持ち上げ力を得られる。 * 油圧ブレーキ - 自動車のブレーキの一種。ブレーキペダルを踏む力を増幅して車輪の回転を止める。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パスカルの原理」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|