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パセイン ( リダイレクト:パテイン ) : ウィキペディア日本語版 | パテイン
パテイン(、日本語ではパセインとも表記される)は、ミャンマーの港湾都市。旧称はバセイン(Bassein)。エーヤワディ地方域の州都に定められており、エーヤワディー川の支流であるパテイン川のほとりに位置する。ヤンゴンに次ぐ、ミャンマー第二の港湾都市に位置付けられている〔「バセイン市」『世界の地名・その由来 アジア篇』、112頁〕〔酒井「バセイン」『世界地名大事典』7巻、980頁〕。 内のに含まれ、区域内の中心地として機能している。パテインには、かつて下ビルマに存在していたモン族の国家の領土の一部が含まれているが、現在のパテインに居住するモン族はごく少数である。居住する民族はビルマ族、(インド系の移民)、カヤー族が多数を占めており、特筆すべき少数民族としてカレン族とが挙げられる。 == 地名の由来と変遷 == かつて町に居住していたアラブとインドの商人の多くがムスリム(イスラム教徒)であったため、町の名前はビルマ語で「イスラム教徒」を指す語(Pathi)に由来すると考えられている〔。もしくは、かつてこの町にあった寺院の屋根に鷹が集まっていたことから、町はモン語で「Bhé-sim(鷹の寺)」と呼ばれるようになり、この言葉が転訛してパテインと呼ばれるようになったとも考えられている〔。 19世紀にビルマがイギリスの統治下に置かれた時、町は「バセイン」と名前を変えられた。1948年にビルマ連邦がイギリスから独立した後も引き続き「バセイン」の名称が使用されたが、1989年より軍事政権によって始められた地名の改称で、町の名前は「パテイン」に戻された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パテイン」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pathein 」があります。
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