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めんこ(面子)とは、日本の子供の遊びで使われる玩具の一つ。めんこの語源は「小さな面」、つまり面子の意味である。めんこは、日本の昭和30年代においては、めんち、ぱんす、ぱっちんとも呼ばれていた。〔進藤 進 「メンコの歴史、思い出」『多摩のあゆみ』101号、たましん地域文化財団、2001年2月、55-63頁、ISBN なし〕 == 概要 == もっともよく知られた形態のめんこは紙製のいわゆる紙めんこであり、厚紙製の手の平大のカード型や円形で、片面に写真や図柄が施されている例が多い。また、その遊びそのものをも指す。カード自体がコレクションの対象にもなっている。駄菓子屋などで販売されているが、牛乳瓶のフタなどの適当な素材で代用することもある。昭和時代の日本では、子供の遊びとして広く流行した。 屋外屋内を問わず、遊ぶことが出来る。体力、技術の伝承は、兄弟の間や地域の遊び仲間の間でなされることが多い。近年、カード自体の強弱を争うなど、体力技術にかかわらず遊ぶことが増えてくる中、衰退する遊び道具であり、遊び方であるといえるが、流行もののキャラクターなどを取り入れて21世紀に入っても細々と受け継がれている〔『妖怪ウォッチ マルメンコレクション』(エンスカイ)のように別の作品から類似のシステムを流用する場合が多い。〕。ただし、『改造メンコバトル BANG!(バング)〔爆転シュート ベイブレードとのタイアップ商品。〕』のような独自の進化〔同じ販売元タカラトミーの爆転シュート ベイブレード同様に、パーツを組み合わせて強化改造を可能としたもの。そのために本体はプラスチック製となっている。〕をしたメンコも存在し、また『めんこスタジアム〔TBS系列の番組『筋肉番付』とのタイアップ商品。イメージキャラクターにケイン・コスギを採用している。〕』のようにルールやシステムに時代に合わせた改変を加える〔専用のプロテクタなどを装備するなど、番組の仕様に合わせてルール改変がなされている。〕などの改良も行われている。 世界的に見ると、「めんこ」に非常によく似たものとして、PogsやTazosなどというゲームがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「めんこ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pogs 」があります。 スポンサード リンク
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