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パトリック・アントニー・ジェニングス(Patrick Anthony "Pat" Jennings OBE、1945年6月12日 - )は、北アイルランドの元サッカー選手、サッカー指導者。ポジションはGK。 息子のもサッカー選手であり、父親同様にGKとしてプレーしている。 == 経歴 == ジェニングスは、1961年に16歳で地元のニューリー・タウンのユースチームに入団しサッカーを学んだ。1963年にイングランド3部リーグのワトフォードFCへ入団すると、入団早々から活躍を見せ、翌1964年にトッテナム・ホットスパーへ£27,000の移籍金で移籍した。 トッテナムでは1967年のFAカップ優勝、1971年と1973年のフットボールリーグカップ優勝、1972年のUEFAカップ優勝に貢献。これらの活躍により、1973年にはFWA年間最優秀選手賞、1976年にはPFA年間最優秀選手賞を受賞した。1977年からはアーセナルへ移籍し、1979年のFAカップ優勝に貢献。選手経歴の晩年は古巣のトッテナムへ復帰を果たし、1986年に現役を引退した。 北アイルランド代表としては、1964年に18歳で代表に初招集。同年4月15日のウェールズ戦で代表デビューを飾った(試合は3-2で北アイルランドの勝利)。これ以来、20年以上に渡って代表チームの正GKとして活躍を続け、1982年のFIFAワールドカップ・スペイン大会では2次リーグ進出に貢献、41歳で参加した1986年のFIFAワールドカップ・メキシコ大会においても、正GKを務めた。 そしてメキシコ大会1次リーグ、ブラジル戦(試合は0-3で北アイルランドが敗退)を最後に代表から退くまで、国際Aマッチ119試合に出場した。なお、この記録は北アイルランド代表歴代最多出場記録となっている。 引退後は指導者の道へ進み、1993年から古巣のトッテナムのゴールキーパーコーチとして後進の指導に務めた。また2003年には選手時代の功績が認められ、イングランドサッカー殿堂入りを果たした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パット・ジェニングス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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