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パパ・タラフマラ(Pappa TARAHUMARA)は、日本の劇団、ダンス・カンパニー。演出家の小池博史を中心に1982年に結成し、30年にわたって国内外で公演活動を続けた。略称は「パパタラ」。2012年3月解散公演を終了し〔「パパ・タラフマラ」が解散へ 12月より『パパ・タラフマラ・ファイナルフェスティバル』を開催 (シアターガイド、2011年6月28日)〕、小池博史の個人プロジェクト「小池博史ブリッジプロジェクト」へと移行した 〔 http://kikh.com/brdge.html 〕〔【小池博史 新プロジェクト名】&【新作公演】決定! 〕。 == 概要 == 1982年、小池博史を中心に一橋大学、武蔵野美術大学出身者を集め、タラフマラ劇場の名称で結成された。1987年、パパ・タラフマラに改めた。「タラフマラ」はアントナン・アルトーの著書『タラフマラ』に書かれているメキシコの秘境「タラフマラ」から取られた〔「パパ・タラフマラの舞台裏」『仙台の文化誌ue』第4号、1992年秋冬号、7頁。〕。「パパ」には、何かをリードしていく、あるいは文化の先頭に立ちたいという思いが包含されている〔「〈中特集〉小池博史 搏動する21世紀フォークロア」『アート・トップ』2007年11月、66頁。〕。 パパ・タラフマラは、演出家の小池をグループの核として、ほぼ全ての作品の作・演出を行っている。その作品は、演劇、ダンス、ミュージカルなど舞台芸術の様々な要素を取り入れた作風を特徴とし、海外ではロバート・ウィルソン、日本では同時代に結成されたダムタイプ(Dumb Type)などと共通性を持つ、アート志向の強いものといえる。小池はグループの理念について、「演劇、舞踊、音楽、美術といった既存のジャンルでは括れない、そういう括りを超えていくところに僕らの存在意義がある」と端的に述べている〔小池博史「〈連載〉個性は主張する 第17話」『HQ』(一橋大学広報誌)、2007年10月。〕。作品には小池のオリジナルのほか、シェイクスピア 、ガルシア=マルケス、チェーホフ、泉鏡花、グリム童話など、文学作品を取り入れたものも多い。巨大な舞台装置を用い、20人程の演者を擁するものもあれば、装置をほとんど用いず、2、3名のみ出演する作品もあるなど、作品の規模や形態は多様である。 「異文化」あるいは「多文化」を強く意識した作品制作や海外公演の多さもまた、グループの大きな特徴である。パパ・タラフマラの活動拠点は日本であるが、近年は毎年、海外ツアーや海外でのワークショップを長期にわたり行っている(海外公演記録参照)。出演者も香港、マレーシア、ブラジル、アメリカ、アイルランドなど多国籍であり、音楽、美術、映像の担当者も海外アーティストを起用することが多い(詳細はゲスト・パフォーマー、コラボレーション・アーティストの項を参照)。 1995年には、後進の養成を目的としてパパ・タラフマラ舞台芸術研究所(Pappa TARAHUMARA Performing Arts Institute、略称P.A.I)が創設され、多くのメンバーを輩出している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パパ・タラフマラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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