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パプリカ : ウィキペディア日本語版
パプリカ

パプリカ(、学名:''Capsicum annuum'' 'grossum')はナス科多年草であるトウガラシ属トウガラシの一栽培品種。またその果実および果実から作られる香辛料のこと。肉厚で辛みが無く甘い品種。日本で流通する果実の多くは赤色や黄色、橙色であるが、紫色、茶色などの品種もある。また着色料(パプリカ色素)としても使われる。
== 特徴 ==

唐辛子の主な辛み成分のカプサイシン劣性遺伝子のため、ピーマンシシトウガラシと同じく果実に辛みをもたないトウガラシの栽培品種である。パプリカは肉厚で部屋数が3–4室に分かれた綺麗なベル形を形成する品種である。パプリカの果実はやや大型となり、辛みが無い、もしくはほとんど無い。
果皮はやや硬いが、果肉は豊富な果汁を含み肉厚で糖度が高い。果実は加熱調理するほか生でも食べられる。栄養素の構成もピーマンに似るが、ビタミン様物質の一種であるビタミンPを含んでいる。ビタミンPはビタミンCを壊れにくくし、またその抗酸化作用の性質を高める効果をもつため、加熱調理してもビタミンCが失われにくい。
実際の栄養価は、栽培条件、生育環境、収穫時期、品種で異なるため記載されている値は代表値である。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「パプリカ」の詳細全文を読む




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