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パペチュアル ( リダイレクト:千日手 ) : ウィキペディア日本語版
千日手[せんにちて]
千日手(せんにちて)とは、将棋においての配置と手番が全く同じ状態が1局中に何回か現れること。
本項目では、将棋と同類のボードゲームにおける千日手に相当する規定についても述べる。
==将棋における千日手==

===ルール===

将棋においてはの配置、両対局者の持ち駒の種類や数、手番が全く同じ状態が1局中に4回現れると千日手になる。千日手になった場合はその勝負をなかったことにする。公式戦では先手後手を入れ替えて、最初からやり直しとなる。ただし、千日手になるまでの間に一方が王手となる手のみを続けていた場合には、王手をかけていた方が反則負けとなる(指し手すべてが王手でない場合はこの規定にあたらない)。プロの棋戦では、1999年6月3日泉正樹-川上猛戦(早指し将棋選手権)で、泉がこの規定で反則負けとなった事例がある。
図の左側の盤面で、先手が後手玉に迫るには▲7一銀と打って詰めろをかける。後手は詰みから逃れるためには△7三銀打とするしかない。その後▲8二銀成△同銀と進むと、最初と全く同じ状態になる。この状態を繰り返すと千日手となる。
同一局面が4回現れなくても両対局者の合意があれば千日手が成立する。第59期名人戦丸山忠久-谷川浩司)第3局(2001年5月8日)では、これによる千日手が成立した。一方で千日手に気付かずに終局した場合は投了が優先されるため、さかのぼって千日手とはならない。2006年7月2日に行われた丸山忠久-深浦康市戦(JT将棋日本シリーズ)では、同一局面が4回出現したが、対局者を含め関係者が気づかず〔同一局面に戻る手順AおよびBを、ABBの順で繰り返した。棋譜および図面は(スポンサーである日本たばこのサイト)の54手目から66手目を参照。〕、そのまま指し継ぎ、千日手とならなかった(丸山が打開し、深浦が勝利)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「千日手」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Threefold repetition 」があります。




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