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パラバサリア()は鞭毛虫型の原生動物の一群で、大部分が寄生性の生活を営む。特にシロアリやゴキブリの消化管内に棲むものは多彩な外見をしており、さらに自分自身の細胞内にも共生バクテリアを保持して宿主の食物消化を補助している。 パラバサリア類、パラベイサル、副基体類(ふくきたいるい)とも呼ぶ。 かつては、昆虫の寄生虫として知られる超鞭毛虫類と、哺乳類を主な宿主とするトリコモナス類とに大別されていた。後者にはヒトの病原体として知られている種も含まれた。 == 細胞構造 == === 鞭毛・繊維系 === パラバサリアの鞭毛は複数本が束となり、この束が細胞に一〜数箇所存在する。鞭毛束は細胞の前端部に位置する場合が多いが、細胞全体にわたって帯状に分布する種もあるなど、その配置は様々である。鞭毛の基底小体は副基体繊維 () を介してゴルジ体と連結しており、この基底小体からゴルジ体にかかる一連の構造が副基体 () である。副基体はパラバサリアに特有の構造であり、名前の由来にもなっている。 また、パラバサリアの細胞内には軸桿 () と呼ばれるシート状もしくは管状の微小管束が縦走している。軸桿は時に細胞の後端部分から突出するほどに発達している。軸桿と呼ばれる構造はパラバサリアの他にオキシモナス類にも見られるが、両者の構造は共有派生形質ではなく、独立に獲得されて類似した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パラバサリア」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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