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パリの16区 (16く、仏:) は、フランスの首都・パリ市を構成する20の行政区のひとつである 〔フランス語の 「''16e'' 」 = 「 」 は、英語の「''sixteenth'' 」 に相当する序数。「第16の」 「16番目の」を意味する。したがって、原語の「''16e arrondissement'' 」を直訳し すると「第16区」となる。〕。第16区、パリ16区ともいう。市の西部に位置しており、ブローニュの森を含む。南北に蛇行するセーヌ川に挟まれた区域であり、区の東西でセーヌ川に接している。 == 概要 == パリの16区は、市の西部にある行政区。「パッシー区 ()」と呼ばれることもある 〔レジフランス (). “地方自治一般法典 ()” R2512-1条 . 2008年6月26日閲覧.〕。セーヌ川が南北に蛇行する区域にあり、区の東西はセーヌ川に面している。ペリフェリック (パリ環状道路)が区の中央部を縦断しており、その西側がブローニュの森となっている。20区のうちでは12区に次いで2番目に大きい。人口は、161,773人 (1999年。人口の推移等詳細については後述)。 区の名称は、市の中央部から時計回りに螺旋を描くようにして各区に付けられた番号を基にしており、当区はその16番目にあたることから、「16区」と名づけられた。セーヌ川を挟んでエッフェル塔の対岸にあたる地域一帯は「パッシー」と呼ばれ、高級住宅街として有名である。16区の主要な施設としては、シャイヨ宮、トロカデロ・11月11日広場 (トロカデロ広場)、パリ市立近代美術館、パルク・デ・プランスなどのほか、8区、17区との境界に凱旋門がある。また、ブローニュの森 には、バガテル庭園、遊園地、ロンシャン競馬場、スタッド・ローラン・ギャロスなどがある。 なお、セーヌ川に沿った地域のうち、イエナ橋より上流は「パリのセーヌ河岸」として世界遺産に登録されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「16区 (パリ)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 16th arrondissement of Paris 」があります。 スポンサード リンク
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