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『パリ、テキサス』(, 「テキサス州パリス」の意)は、1984年製作、ヴィム・ヴェンダース監督の西ドイツ・フランス合作映画である。ヴェンダースの代表作のひとつであり、ロードムービーの金字塔である。 == 概要 == テキサスを一人放浪していた男の妻子との再会と別れを描いたロード・ムービーである。1984年(昭和59年)、第37回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した。 テキサス州パリスは、同州ラマー郡の郡庁所在地で、人口約2.5万人(2000年)の小さな街である。同市には、登場人物が訪れることもなく、撮影は行われていない。原作は脚本のサム・シェパードによるエッセイ『モーテル・クロニクルズ』であり、『ハメット』の主役に推薦して果たせなかったヴェンダースがシェパードに依頼〔『ヴィム・ヴェンダース』、監修樋口泰人、カルチュア・パブリッシャーズ、1997年 ISBN 487295002X、p.82.〕、L・M・キット・カーソンが翻案しシェパードが脚色した。キット・カーソンは、主人公トラヴィスの一人息子を演じたハンター・カーソンの父である〔L.M. Kit Carson - Biography , Internet Movie Database , 2010年4月17日閲覧。〕。 ヴェンダースは本作で初めて音楽家ライ・クーダーと組み〔『ヴィム・ヴェンダース』、p.118.〕、以降の監督作『エンド・オブ・バイオレンス』、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』でもクーダーを起用するきっかけとなった。トラヴィスが倒れるガソリンスタンドの男を演じるサム・ベリーはイギリスの遺伝学者、テレビの中に映る女を演じるヴィヴァはアンディ・ウォーホル作品に登場する「ウォーホル・スーパースター」の一人である。トラヴィスの搬送先の病院で対応する、オーストリア出身のアメリカの映画監督エドガー・G・ウルマーと同姓の医師を演じるベルンハルト・ヴィッキは、ウルマー同様オーストリア出身、ドイツのヴェテラン俳優・映画監督である。スレイターを演じるのは、かつてヴェンダースが贈った生フィルムを使用して『パーマネント・バケーション』をつくった〔『ヴィム・ヴェンダース』、p.103.〕ジム・ジャームッシュの同作に出演、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』にも主演したミュージシャンのジョン・ルーリーである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パリ、テキサス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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