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パルコール嬬恋スキーリゾート(パルコールつまごいスキーリゾート)は、群馬県吾妻郡嬬恋村に位置するスキー場。運営は当初嬬恋村と紀州鉄道株式会社が出資する第三セクター「嬬恋紀州鉄道リゾート株式会社」であったが、債務超過に陥ったため2005年からは別会社の「パルコール嬬恋株式会社」への移管を経て、2014年4月からブリーズベイホテル傘下。 == 概要 == 日本百名山の一つである四阿山の東斜面に開かれたスキー場で、関東地方最大のエリアを誇る。標高差も関東では草津国際スキー場に次ぐ。そのエリアと標高差をカバーするために、これも関東地方最長で3,100mのゴンドラリフト「パルキャビン」がかけられ効率的に広大なエリアと標高差を滑走することが可能となる。最長滑走距離は4,500m。 ゲレンデからは四阿山はもちろん、正面には浅間山、浅間山樹海、榛名山、赤城山が見え、ゴンドラからは横手山や草津白根山、万座山などが見える景観のよいスキー場でもある。コースは中級、初級のコースが多く、コブ斜面といった上級者が楽しめる急なコースはない。 *1983年12月に嬬恋村直営のバラギ高原嬬恋スキー場が開業。 *1989年12月に村営スキー場に隣接して第3セクターのパルコール嬬恋スキーリゾートが開業。両スキー場は別々の運営でリフト券も別々に発売されていた(両スキー場で乗車できる共通リフト券も発売されていた)が、2005年に嬬恋村がバラギ高原嬬恋スキー場を民間委託する形で運営を委譲し、パルコール嬬恋スキーリゾートに統合した。 *パルコール嬬恋リゾートホテルが併設されている。 *旧バラギ高原嬬恋エリアのバラギゲレンデと、パルコール嬬恋エリアのパルコールゲレンデで構成されている。バラギゲレンデの麓は初心者向けの緩斜面である。 *標高が高いため、パウダースノーが楽しめるとされている。 *近隣の鹿沢スノーエリア同様に晴天率が高いが、風が強くアイスバーンになりやすい。 *また強風のため、リフトやゴンドラが運休になることも多々ある。 *併設の設備ではないが、隣接の施設として、東海大学嬬恋研修センターがある。東海大学の在学生、OB/OG、教職員は割引料金で利用することができる。 *スキー離れなどの影響からスキー客が減少傾向で推移していたほか、リーマン・ショックなどの影響により赤字計上が慢性化し、2014年3月31日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請、自力再建を断念し民事再生法による再建を目指すこととなった。2014年4月からはブリーズベイホテル傘下となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パルコール嬬恋スキーリゾート」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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