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パルジャニヤ(Parjanya)は、インド神話に登場する雨の神である。マルト神群やインドラ神とよく似た性格を持つ。 パルジャニヤは『リグ・ヴェーダ』では3篇の独立讃歌を持つ。しばしば牡牛と呼ばれ、雨雲を作り出し、雷をともなう雨を降らせ、大地を潤す。またパルジャニヤは植物の保護者とされ、草木に種子を授け、芽生えさせるという。しかしその反面、樹木を裂き、ラークシャサを殺す荒々しい一面を持つ。 神秘的な讃歌(7・101)においては、パルジャニヤは「自律の王者」と呼ばれ、彼の中に生物、無生物を問わず、一切万物の生気が存すると詠われている。また別の讃歌(5・83)では、1度だけだがアスラと呼ばれている。 後の叙事詩『ラーマーヤナ』ではヴァナラ(猿)の1人、シャラバの父とされている。 == 参考文献 == *『リグ・ヴェーダ讃歌』辻直四郎訳、岩波文庫(1970年) *菅沼晃編『インド神話伝説辞典』、東京堂出版(1985年) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パルジャニヤ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Parjanya 」があります。 スポンサード リンク
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