翻訳と辞書 |
パルタマスパテス
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
パルタマスパテス
パルタマスパテス(Parthamaspates、在位:116年)は、アルサケス朝パルティアの王。パルティア王位を失った後はオスロエネ王とされた。 == 来歴 == パルティア西部を支配した王、オスロエス1世の息子として生まれた。彼はローマ帝国での人質として過ごして成長したが、ローマ皇帝トラヤヌスがアルメニア王国を巡る紛争からパルティア遠征を決定すると、トラヤヌスの軍団に同行した。トラヤヌスはパルティア軍を大いに破りその首都クテシフォンを占領、更に南進してバビロニア全域を占領し、パルタマスパテスはトラヤヌスの手でパルティア王とされた。 だが間もなくトラヤヌスは死去し、跡を継いだローマ皇帝ハドリアヌスはバビロニア等を放棄した。傀儡王パルタマスパテスが国内の支持を独力で得ることは到底不可能であり、オスロエス1世やその弟ミトラダテス4世の反撃を受けてあっけなく王位を喪失し、ローマ領へと逃走した。 ローマ領へ逃れたパルタマスパテスはパルティアの国境地帯にあったローマの従属王国オスロエネの王位をローマによって保障され、そこで没した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パルタマスパテス」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|