|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ パワー : [ぱわー] 【名詞】 1. power 2. (n) power ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
油圧ショベル(ゆあつショベル)とは、油圧シリンダーにより作動する複数の腕状のもの(機械本体の基部から順にブーム、アーム)の先端にバケットを取り付けて掘削する自走式建設機械でいわゆる掘削機である。 ==概要== アーム先端に取り付ける作業装置は土砂等の掘削に適したバケットが標準であるが、バケットの代わりに各種アタッチメントに付け替えて様々な用途に使用でき、下部フレームにブレード(排土板)を装備した物もありブルドーザーのような整地作業もできる。油圧ショベルが登場する以前に鉱山や河川工事で用いられていた、ウインチでワイヤーを巻き上げ、巻き下げてブームとアームを動かしてバケットを前方に押し出して掘削するケーブル式ローディングショベルやドラグショベルが原型である。 下(後ろ)向きのバケットを取り付けてバックホーとして使うのがもっとも一般的だが、その他に、機体より上方の土砂を掘削して運搬車に積み込む作業に適した前向きローディングバケットや、圧砕機、鉄骨切断機を取り付けてビルの解体、コンクリートや道路のアスファルト、自然石を打撃により破砕するブレーカー等の多種多様なアタッチメントに交換でき非常に幅広い用途に使われる。 過去の労働安全衛生法および関連省令規則では、油圧ショベルで貨物を吊上げ運搬する行為に関する規定が設けられておらず、バケット等のアタッチメントに直接ワイヤーを掛け付けた吊り上げ作業でワイヤーが切断したり外れて吊り上げた貨物が落下して死亡事故が多発した為、クレーン設置が困難な狭隘な作業場所において地中埋設物の引き抜きや土留め支保工材を扱う場合に限り油圧ショベルを吊上げ作業に用いてもよいと指導されていたが、現在は関連省令規則が改定されて、省令規則の規定に合致する構造と安全装置を具備した「クレーン機能付油圧ショベル」でしか吊り上げ作業を認められていない。吊り上げられる重量は油圧ショベルの大きさで異なる〔移動式クレーンの定義:日本クレーン協会 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「油圧ショベル」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Excavator 」があります。 スポンサード リンク
|