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パワードダダ : ミニ英和和英辞書
パワードダダ[ぱわー]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

パワー : [ぱわー]
 【名詞】 1. power 2. (n) power
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

パワードダダ ( リダイレクト:ダダは、特撮作品『ウルトラマン』を初めとするウルトラシリーズに登場する架空の怪獣。「三面怪人かつては「三面怪獣」としていた書籍もあった(大伴昌司著『怪獣図解入門』など)」の別名を持つ。白黒の幾何学的な縞模様で全身を覆われている怪人。名前はダダイズムに由来し、既成概念では理解し難い宇宙生物を意図して脚本家の山田正弘が名付けた『キャラクター大全ウルトラマン全調査報告』(講談社、2012年、ISBN 978-4-06-218128-0)。== 『ウルトラマン』に登場するダダ ==第28話「人間標本5・6」に登場。*身長:1.9 - 40メートル*体重:70キログラム - 7千トン*スーツアクター:鈴木邦夫*声:鈴木泰明ダダに同化される宇宙線研究所の職員も演じている。3種類の顔を持ち、それぞれを使い分けることが可能。壁を通り抜ける、人間に乗り移る、テレポートするなどのさまざまな超能力を持つ(ただし、特殊な重金属で造られた壁は通り抜けられない)。常に心臓の鼓動のような不気味な音を発している。劇中ではダダの1人・271号が地球にやってきて、上司からの命令により適性に合った地球人の標本を6体採取しようと暗躍する。奥多摩の山中にある宇宙線研究所を占拠し、全所員(シナリオ決定稿によると45人)のうち4人をミクロ化機で標本化した後、研究所に近い日向峠でバスの転落事故を引き起こし、気絶した乗客の中から2人を標本化しようとテストを続けるシナリオ決定稿では、ダダ上司が3名のテスト漏れ(ムラマツと秋川叶子はバスの外に投げ出されたため、イデは足を骨折したため)に気づいていない271号を叱責するシーンがある。。研究所の動力室には小型のエレクトロニクス動力源を運び込んでおり、外部との一切の連絡を遮断したり、母星との交信・物質転送を可能にする環境を作り出している。宇宙線研究所がダダに占領されてから1週間後、イデの入院する病院に逃げてきた所員の通報で事態が発覚するが、ダダ271号は研究データを取りにやってきた中央宇宙原子力研究所の秋川叶子技官が適性に合っていたため、彼女を5番目の標本にしようと目論む。ダダ271号は3つの顔(赤目のA、青目のB、黄目のC)であたかもダダが多数いるかのように見せかけ、さらに超能力によってムラマツたちを翻弄しながら追い詰めてゆく。しかし、ムラマツからの連絡で事態を知ったハヤタがウルトラマンに変身して宇宙線研究所に向かったため、ダダはムラマツたちの追跡を後回しにしてウルトラマンの迎撃に向かうが、まったく歯が立たないうえにスペシウム光線で顔面に酷い火傷を負わされ、一時撤退する。その後、ダダは宇宙線研究所の屋上でムラマツたちにミクロ化機を突きつけて追い詰めるが、足を滑らせて屋上から落ちた彼らはウルトラマンに救助される。苦し紛れにダダはウルトラマンをミクロ化機で人間大まで縮小するが、たやすく元の大きさへ戻られたうえにストレートキックを顔面に受ける。最後は透明化して逃亡を図ったところをウルトラ眼光によって暴かれ、再びスペシウム光線を受けて煙を上げながら墜落死する。前述の通りさまざまな超能力を持っているが戦闘力は極めて低く、ウルトラマンはおろかムラマツにも格闘戦ではまったく歯が立たない。劇中では、ダダ271号の上司らしき別のダダ(シナリオでの表記は闇の中の顔。資料によってはダダ上司とも表記される)が通信装置のスクリーンを通じて登場する。ウルトラマンやムラマツたちの前では「ダ・ダ…」という声しか発しないが、この上司との会話だけは日本語になっており、「ダダ時間」というものの存在が語られる。主にこの上司は271号への指示やサポートを行っており、予備のミクロ化機を転送したりウルトラマンの迎撃命令を出したりする。また、部下の扱いはかなり荒いようであり、ウルトラマンに敗れて一時撤退した271号に「だめだ、ウルトラマンは強い」と泣き付かれるが、そのことをまったく意に介さず、ただ人間標本の採集と転送を急ぐように命じる。*台本の表紙では、準備稿・決定稿ともに「ダダA、B、C登場」となっていたが、本放送当日の新聞ラテ欄には「三面怪獣ダダ登場」と記載されている。*第33話のシナリオではメフィラス星人の部下として登場が予定されていたが、ケムール人(2代目)に変更された。楳図かずおの漫画版『ウルトラマン』や漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では、この名残でバルタン星人、ザラブ星人、ケムール人と共にメフィラス星人の部下として登場する。金城哲夫によるノベライズ『怪獣絵物語ウルトラマン』においても、バルタンたちやメフィラス星人と共にウルトラマンの対策会議に参加している姿が挿絵で確認できる。*『ウルトラファイト』第30話「ダダ消えたり出たり」では、ダダの姿を消す能力は「ダダ忍法」と呼称される。『ウルトラマン』本編と違い、大学の研究所を襲ったことになっている。 *着ぐるみは二子玉川園にて1973年に行われた「怪獣供養」にて、モングラーやギラドラスなどと共に焼却処分された。*3つの顔を持つことになったのは、美術の成田亨が阿修羅をモチーフとしてデザインしたためである。当初は3つの顔が回転して現れるようにしようと考えたが、頭が大きくなりすぎるためにやむを得ず、別のマスクを登場するごとに取り替えるようにした『特撮と怪獣―わが造形美術』成田亨著 滝沢一穂編集。 ) : ウィキペディア日本語版
ダダは、特撮作品『ウルトラマン』を初めとするウルトラシリーズに登場する架空の怪獣。「三面怪人かつては「三面怪獣」としていた書籍もあった(大伴昌司著『怪獣図解入門』など)」の別名を持つ。白黒の幾何学的な縞模様で全身を覆われている怪人。名前はダダイズムに由来し、既成概念では理解し難い宇宙生物を意図して脚本家の山田正弘が名付けた『キャラクター大全ウルトラマン全調査報告』(講談社、2012年、ISBN 978-4-06-218128-0)。== 『ウルトラマン』に登場するダダ ==第28話「人間標本5・6」に登場。*身長:1.9 - 40メートル*体重:70キログラム - 7千トン*スーツアクター:鈴木邦夫*声:鈴木泰明ダダに同化される宇宙線研究所の職員も演じている。3種類の顔を持ち、それぞれを使い分けることが可能。壁を通り抜ける、人間に乗り移る、テレポートするなどのさまざまな超能力を持つ(ただし、特殊な重金属で造られた壁は通り抜けられない)。常に心臓の鼓動のような不気味な音を発している。劇中ではダダの1人・271号が地球にやってきて、上司からの命令により適性に合った地球人の標本を6体採取しようと暗躍する。奥多摩の山中にある宇宙線研究所を占拠し、全所員(シナリオ決定稿によると45人)のうち4人をミクロ化機で標本化した後、研究所に近い日向峠でバスの転落事故を引き起こし、気絶した乗客の中から2人を標本化しようとテストを続けるシナリオ決定稿では、ダダ上司が3名のテスト漏れ(ムラマツと秋川叶子はバスの外に投げ出されたため、イデは足を骨折したため)に気づいていない271号を叱責するシーンがある。。研究所の動力室には小型のエレクトロニクス動力源を運び込んでおり、外部との一切の連絡を遮断したり、母星との交信・物質転送を可能にする環境を作り出している。宇宙線研究所がダダに占領されてから1週間後、イデの入院する病院に逃げてきた所員の通報で事態が発覚するが、ダダ271号は研究データを取りにやってきた中央宇宙原子力研究所の秋川叶子技官が適性に合っていたため、彼女を5番目の標本にしようと目論む。ダダ271号は3つの顔(赤目のA、青目のB、黄目のC)であたかもダダが多数いるかのように見せかけ、さらに超能力によってムラマツたちを翻弄しながら追い詰めてゆく。しかし、ムラマツからの連絡で事態を知ったハヤタがウルトラマンに変身して宇宙線研究所に向かったため、ダダはムラマツたちの追跡を後回しにしてウルトラマンの迎撃に向かうが、まったく歯が立たないうえにスペシウム光線で顔面に酷い火傷を負わされ、一時撤退する。その後、ダダは宇宙線研究所の屋上でムラマツたちにミクロ化機を突きつけて追い詰めるが、足を滑らせて屋上から落ちた彼らはウルトラマンに救助される。苦し紛れにダダはウルトラマンをミクロ化機で人間大まで縮小するが、たやすく元の大きさへ戻られたうえにストレートキックを顔面に受ける。最後は透明化して逃亡を図ったところをウルトラ眼光によって暴かれ、再びスペシウム光線を受けて煙を上げながら墜落死する。前述の通りさまざまな超能力を持っているが戦闘力は極めて低く、ウルトラマンはおろかムラマツにも格闘戦ではまったく歯が立たない。劇中では、ダダ271号の上司らしき別のダダ(シナリオでの表記は闇の中の顔。資料によってはダダ上司とも表記される)が通信装置のスクリーンを通じて登場する。ウルトラマンやムラマツたちの前では「ダ・ダ…」という声しか発しないが、この上司との会話だけは日本語になっており、「ダダ時間」というものの存在が語られる。主にこの上司は271号への指示やサポートを行っており、予備のミクロ化機を転送したりウルトラマンの迎撃命令を出したりする。また、部下の扱いはかなり荒いようであり、ウルトラマンに敗れて一時撤退した271号に「だめだ、ウルトラマンは強い」と泣き付かれるが、そのことをまったく意に介さず、ただ人間標本の採集と転送を急ぐように命じる。*台本の表紙では、準備稿・決定稿ともに「ダダA、B、C登場」となっていたが、本放送当日の新聞ラテ欄には「三面怪獣ダダ登場」と記載されている。*第33話のシナリオではメフィラス星人の部下として登場が予定されていたが、ケムール人(2代目)に変更された。楳図かずおの漫画版『ウルトラマン』や漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では、この名残でバルタン星人、ザラブ星人、ケムール人と共にメフィラス星人の部下として登場する。金城哲夫によるノベライズ『怪獣絵物語ウルトラマン』においても、バルタンたちやメフィラス星人と共にウルトラマンの対策会議に参加している姿が挿絵で確認できる。*『ウルトラファイト』第30話「ダダ消えたり出たり」では、ダダの姿を消す能力は「ダダ忍法」と呼称される。『ウルトラマン』本編と違い、大学の研究所を襲ったことになっている。 *着ぐるみは二子玉川園にて1973年に行われた「怪獣供養」にて、モングラーやギラドラスなどと共に焼却処分された。*3つの顔を持つことになったのは、美術の成田亨が阿修羅をモチーフとしてデザインしたためである。当初は3つの顔が回転して現れるようにしようと考えたが、頭が大きくなりすぎるためにやむを得ず、別のマスクを登場するごとに取り替えるようにした『特撮と怪獣―わが造形美術』成田亨著 滝沢一穂編集。[ちょうおん]

ダダは、特撮作品『ウルトラマン』を初めとするウルトラシリーズに登場する架空の怪獣。「三面怪人〔かつては「三面怪獣」としていた書籍もあった(大伴昌司著『怪獣図解入門』など)〕」の別名を持つ。
白黒の幾何学的な縞模様で全身を覆われている怪人。名前はダダイズムに由来し、既成概念では理解し難い宇宙生物を意図して脚本家の山田正弘が名付けた〔『キャラクター大全ウルトラマン全調査報告』(講談社、2012年、ISBN 978-4-06-218128-0)〕。
== 『ウルトラマン』に登場するダダ ==
第28話「人間標本5・6」に登場。
*身長:1.9 - 40メートル
*体重:70キログラム - 7千トン
*スーツアクター:鈴木邦夫
*声:鈴木泰明〔ダダに同化される宇宙線研究所の職員も演じている。〕
3種類の顔を持ち、それぞれを使い分けることが可能。壁を通り抜ける、人間に乗り移る、テレポートするなどのさまざまな超能力を持つ(ただし、特殊な重金属で造られた壁は通り抜けられない)。常に心臓の鼓動のような不気味な音を発している。
劇中ではダダの1人・271号が地球にやってきて、上司からの命令により適性に合った地球人の標本を6体採取しようと暗躍する。奥多摩の山中にある宇宙線研究所を占拠し、全所員(シナリオ決定稿によると45人)のうち4人をミクロ化機で標本化した後、研究所に近い日向峠でバスの転落事故を引き起こし、気絶した乗客の中から2人を標本化しようとテストを続ける〔シナリオ決定稿では、ダダ上司が3名のテスト漏れ(ムラマツと秋川叶子はバスの外に投げ出されたため、イデは足を骨折したため)に気づいていない271号を叱責するシーンがある。〕。研究所の動力室には小型のエレクトロニクス動力源を運び込んでおり、外部との一切の連絡を遮断したり、母星との交信・物質転送を可能にする環境を作り出している。宇宙線研究所がダダに占領されてから1週間後、イデの入院する病院に逃げてきた所員の通報で事態が発覚するが、ダダ271号は研究データを取りにやってきた中央宇宙原子力研究所の秋川叶子技官が適性に合っていたため、彼女を5番目の標本にしようと目論む。
ダダ271号は3つの顔(赤目のA、青目のB、黄目のC)であたかもダダが多数いるかのように見せかけ、さらに超能力によってムラマツたちを翻弄しながら追い詰めてゆく。しかし、ムラマツからの連絡で事態を知ったハヤタがウルトラマンに変身して宇宙線研究所に向かったため、ダダはムラマツたちの追跡を後回しにしてウルトラマンの迎撃に向かうが、まったく歯が立たないうえにスペシウム光線で顔面に酷い火傷を負わされ、一時撤退する。
その後、ダダは宇宙線研究所の屋上でムラマツたちにミクロ化機を突きつけて追い詰めるが、足を滑らせて屋上から落ちた彼らはウルトラマンに救助される。苦し紛れにダダはウルトラマンをミクロ化機で人間大まで縮小するが、たやすく元の大きさへ戻られたうえにストレートキックを顔面に受ける。最後は透明化して逃亡を図ったところをウルトラ眼光によって暴かれ、再びスペシウム光線を受けて煙を上げながら墜落死する。
前述の通りさまざまな超能力を持っているが戦闘力は極めて低く、ウルトラマンはおろかムラマツにも格闘戦ではまったく歯が立たない。
劇中では、ダダ271号の上司らしき別のダダ(シナリオでの表記は闇の中の顔。資料によってはダダ上司とも表記される〔)が通信装置のスクリーンを通じて登場する。ウルトラマンやムラマツたちの前では「ダ・ダ…」という声しか発しないが、この上司との会話だけは日本語になっており、「ダダ時間」というものの存在が語られる。主にこの上司は271号への指示やサポートを行っており、予備のミクロ化機を転送したりウルトラマンの迎撃命令を出したりする。また、部下の扱いはかなり荒いようであり、ウルトラマンに敗れて一時撤退した271号に「だめだ、ウルトラマンは強い」と泣き付かれるが、そのことをまったく意に介さず、ただ人間標本の採集と転送を急ぐように命じる。
*台本の表紙では、準備稿・決定稿ともに「ダダA、B、C登場」となっていたが、本放送当日の新聞ラテ欄には「三面怪獣ダダ登場」と記載されている。
*第33話のシナリオではメフィラス星人の部下として登場が予定されていたが〔、ケムール人(2代目)に変更された。楳図かずおの漫画版『ウルトラマン』や漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では、この名残でバルタン星人ザラブ星人、ケムール人と共にメフィラス星人の部下として登場する。金城哲夫によるノベライズ『怪獣絵物語ウルトラマン』においても、バルタンたちやメフィラス星人と共にウルトラマンの対策会議に参加している姿が挿絵で確認できる。
*『ウルトラファイト』第30話「ダダ消えたり出たり」では、ダダの姿を消す能力は「ダダ忍法」と呼称される。『ウルトラマン』本編と違い、大学の研究所を襲ったことになっている。
*着ぐるみは二子玉川園にて1973年に行われた「怪獣供養」にて、モングラーギラドラスなどと共に焼却処分された。
*3つの顔を持つことになったのは、美術の成田亨阿修羅をモチーフとしてデザインしたためである。当初は3つの顔が回転して現れるようにしようと考えたが、頭が大きくなりすぎるためにやむを得ず、別のマスクを登場するごとに取り替えるようにした〔『特撮と怪獣―わが造形美術』成田亨著 滝沢一穂編集〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ダダは、特撮作品『ウルトラマン』を初めとするウルトラシリーズに登場する架空の怪獣。「三面怪人かつては「三面怪獣」としていた書籍もあった(大伴昌司著『怪獣図解入門』など)」の別名を持つ。白黒の幾何学的な縞模様で全身を覆われている怪人。名前はダダイズムに由来し、既成概念では理解し難い宇宙生物を意図して脚本家の山田正弘が名付けた『キャラクター大全ウルトラマン全調査報告』(講談社、2012年、ISBN 978-4-06-218128-0)。== 『ウルトラマン』に登場するダダ ==第28話「人間標本5・6」に登場。*身長:1.9 - 40メートル*体重:70キログラム - 7千トン*スーツアクター:鈴木邦夫*声:鈴木泰明ダダに同化される宇宙線研究所の職員も演じている。3種類の顔を持ち、それぞれを使い分けることが可能。壁を通り抜ける、人間に乗り移る、テレポートするなどのさまざまな超能力を持つ(ただし、特殊な重金属で造られた壁は通り抜けられない)。常に心臓の鼓動のような不気味な音を発している。劇中ではダダの1人・271号が地球にやってきて、上司からの命令により適性に合った地球人の標本を6体採取しようと暗躍する。奥多摩の山中にある宇宙線研究所を占拠し、全所員(シナリオ決定稿によると45人)のうち4人をミクロ化機で標本化した後、研究所に近い日向峠でバスの転落事故を引き起こし、気絶した乗客の中から2人を標本化しようとテストを続けるシナリオ決定稿では、ダダ上司が3名のテスト漏れ(ムラマツと秋川叶子はバスの外に投げ出されたため、イデは足を骨折したため)に気づいていない271号を叱責するシーンがある。。研究所の動力室には小型のエレクトロニクス動力源を運び込んでおり、外部との一切の連絡を遮断したり、母星との交信・物質転送を可能にする環境を作り出している。宇宙線研究所がダダに占領されてから1週間後、イデの入院する病院に逃げてきた所員の通報で事態が発覚するが、ダダ271号は研究データを取りにやってきた中央宇宙原子力研究所の秋川叶子技官が適性に合っていたため、彼女を5番目の標本にしようと目論む。ダダ271号は3つの顔(赤目のA、青目のB、黄目のC)であたかもダダが多数いるかのように見せかけ、さらに超能力によってムラマツたちを翻弄しながら追い詰めてゆく。しかし、ムラマツからの連絡で事態を知ったハヤタがウルトラマンに変身して宇宙線研究所に向かったため、ダダはムラマツたちの追跡を後回しにしてウルトラマンの迎撃に向かうが、まったく歯が立たないうえにスペシウム光線で顔面に酷い火傷を負わされ、一時撤退する。その後、ダダは宇宙線研究所の屋上でムラマツたちにミクロ化機を突きつけて追い詰めるが、足を滑らせて屋上から落ちた彼らはウルトラマンに救助される。苦し紛れにダダはウルトラマンをミクロ化機で人間大まで縮小するが、たやすく元の大きさへ戻られたうえにストレートキックを顔面に受ける。最後は透明化して逃亡を図ったところをウルトラ眼光によって暴かれ、再びスペシウム光線を受けて煙を上げながら墜落死する。前述の通りさまざまな超能力を持っているが戦闘力は極めて低く、ウルトラマンはおろかムラマツにも格闘戦ではまったく歯が立たない。劇中では、ダダ271号の上司らしき別のダダ(シナリオでの表記は闇の中の顔。資料によってはダダ上司とも表記される)が通信装置のスクリーンを通じて登場する。ウルトラマンやムラマツたちの前では「ダ・ダ…」という声しか発しないが、この上司との会話だけは日本語になっており、「ダダ時間」というものの存在が語られる。主にこの上司は271号への指示やサポートを行っており、予備のミクロ化機を転送したりウルトラマンの迎撃命令を出したりする。また、部下の扱いはかなり荒いようであり、ウルトラマンに敗れて一時撤退した271号に「だめだ、ウルトラマンは強い」と泣き付かれるが、そのことをまったく意に介さず、ただ人間標本の採集と転送を急ぐように命じる。*台本の表紙では、準備稿・決定稿ともに「ダダA、B、C登場」となっていたが、本放送当日の新聞ラテ欄には「三面怪獣ダダ登場」と記載されている。*第33話のシナリオではメフィラス星人の部下として登場が予定されていたが、ケムール人(2代目)に変更された。楳図かずおの漫画版『ウルトラマン』や漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では、この名残でバルタン星人、ザラブ星人、ケムール人と共にメフィラス星人の部下として登場する。金城哲夫によるノベライズ『怪獣絵物語ウルトラマン』においても、バルタンたちやメフィラス星人と共にウルトラマンの対策会議に参加している姿が挿絵で確認できる。*『ウルトラファイト』第30話「ダダ消えたり出たり」では、ダダの姿を消す能力は「ダダ忍法」と呼称される。『ウルトラマン』本編と違い、大学の研究所を襲ったことになっている。 *着ぐるみは二子玉川園にて1973年に行われた「怪獣供養」にて、モングラーやギラドラスなどと共に焼却処分された。*3つの顔を持つことになったのは、美術の成田亨が阿修羅をモチーフとしてデザインしたためである。当初は3つの顔が回転して現れるようにしようと考えたが、頭が大きくなりすぎるためにやむを得ず、別のマスクを登場するごとに取り替えるようにした『特撮と怪獣―わが造形美術』成田亨著 滝沢一穂編集。」の詳細全文を読む




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