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パンくん（2001年10月1日 - ）は、熊本県阿蘇市の阿蘇カドリー・ドミニオンで飼育されているオスのチンパンジー。 宮崎市フェニックス自然動物園で産まれ、のちに阿蘇カドリー・ドミニオンに移された。2004年から2012年にかけて、ブルドッグの「ジェームズくん」とともに日本テレビのバラエティ番組『天才!志村どうぶつ園』に出演し、「天才チンパンジー」〔天才チンパンジー「パンくん」引退!さよなら公演決定 「遊びに行こうぜ!」株式会社リファイド〕と呼ばれて人気を博し、TBSのバラエティ番組『どうぶつ奇想天外!』にもレギュラー出演した〔 Vol.1 ごあいさつ～Vol.11 「赤ちゃんブルドッグの名前が決まりました!」の巻 宮沢厚のトレーナー日誌,2004年9月1日〕。阿蘇カドリー・ドミニオンの動物ショー『みやざわ劇場』でもショーを披露した。 == 経歴 == 2001年10月1日、宮崎市フェニックス動物園で誕生した。父アンチャン、母ヨウ。幼名はヨウイチ〔。母親に育児放棄をされ人の手で育つ〔スポニチ 2012年9月8日 日テレ「志村どうぶつ園」チンパンジー パンくん女性襲う 〕。 2004年に阿蘇カドリー・ドミニオンにメスのチンパンジー「ポコちゃん」と共に移され、3月25日から宮沢厚と一緒に公開される〔カドリー・ドミニオン イベント情報 2004春の誕生祭(2004年4月5日記録) web archive〕〔記者・清水弟 2009年6月24日 朝日新聞社 asahi.com パンくん「人まねさせすぎ」 動物園が勧告受け協会退会 2012年7月29日閲覧〕。 同年3月頃、パンくんとポコちゃんの“新居”が計画される。これはのちに「チンパンジー学習の森」となった〔阿蘇カドリー・ドミニオン チンパンジー学習の森 2007年10月8日記録 「カドリー、チンパンジーの森計画は以上の目的と施設で構成される2004年3月にスタートした計画です。」,2007年10月8日記録〕〔。このときのパンくんは冷暖房完備の園内の家に居住〔。 同年7月17日、みやざわ劇場がグランドオープン〔。パンくんの初舞台は「夢のなる木」〔。同年に、「天才!志村どうぶつ園」と「どうぶつ奇想天外」の2つのテレビ番組のレギュラーや準レギュラーとなる〔。また、パチンコ機器メーカーのサンキョーのテレビコマーシャルに志村けんと出演した〔。 2007年には、園内にチンパンジーを自然に近い環境で飼育するための施設「チンパンジー学習の森」がオープンし、ポコちゃんとともに暮らす〔。 2008年、パンくんに疑似繁殖行動も見られるようになった（上山栄二園長談）〔。 2012年には、同年7月に始まる「引退公演」を最後にショーの主演を引退すると発表された。これは、10歳のパンくんの恋人とされるポコちゃん(10歳)が性成熟(初潮)を迎えたのに合わせて、繁殖にチャレンジさせるためである。同年9月6日に事故が起こし、謹慎となった。これについては後半の「事故と謹慎」にて解説。同年11月23日、「チンパンジー学習の森」で恋人ポコちゃんとともに一般公開が再開され〔、園は、赤ちゃん誕生が待ち遠しい。温かく見守ってほしいとコメントした〔。同年12月、テレビ出演も再開した〔。 2015年9月22日に、パン君とポコちゃんの子供のプリンが生まれた。性別はメス。 このことは、2015年10月3日放送〔収録は誕生の2日後、9月24日。〕の「志村どうぶつ園」で発表された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「パンくん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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